快速列車のご紹介


817系:JR九州快速用最終更新日:2020年12月13日817系:JR九州快速用


        

※817系:交流型近郊電車(JR九州の快速・普通列車)
JR九州:817系

817系:JR九州快速用817系:交流型近郊電車(JR九州の快速・普通)の詳しい説明です。

製造年:2001
〜2015年
編成規模:145両
2両編成56本
3両編成11本
受賞経歴:2001年に日本産業デザイン振興会より
グッドデザイン賞受賞
配置区:南福岡、長崎、筑豊
熊本、鹿児島の各車両所
(2020年現在)
最高運転速度
120km
主電動機(モーター):IGBT素子VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):下枠交差式
→シングルアーム式
主な運用路線
鹿児島本線、日豊本線、長崎本線、佐世保線、篠栗線、筑豊本線など
【解説】
 開発の経緯と現在:筑豊本線と篠栗線の電化開業に併せて製造されました。

815系に次ぐ交流型近郊電車です。交流は60hz2万Vで、2001年10月から運転が開始されました。

 随時製造が2015年まで続けられ、日立製作所が担当していました。

813系と同様に製造年代により、0番台、1000番台、1100番台、2000番台、3000番台というように少々ややこしい形式です。
2両編成が基本ですが、3000番台は3両編成です。

車体は、ダブルスキン構造のアルミ合金で先頭部は貫通扉タイプで、側面窓は1枚の大窓が扉間に、車端部も開閉できません。

車内は、3ドアでドア間4列の転換式シートが、900mmのシート間隔で並びます。座席は、本革シートです。
車端部の座席のシート間隔は860mmで2列です。2000、3000番台は混雑対応のためロングシートになっています。
また、ドア付近のつり革は円形に配置されています。
 他の形式との併結運転が可能で、811系811系:JR九州快速用、813系813系:JR九州快速用や815系などと相互連結をして柔軟な運用ができます。
JR東海の313系313系:直流型近郊電車、JR西日本の223系223系:新快速・快速用225系225系:新快速・快速用と同時期に登場しました。
他の転換式クロスシートの車両については、座席のご紹介をご覧ください。

【画像解説】
@転換式クロスシート
Aロングシート
(2000、3000番台)
B1100番台:ワンマン
@817系:転換式クロスシートA817系:ロングシートB817系:ドア付近のつり革