最終更新日:2022年7月17日
※223系:直流型近郊電車(「新快速・関空快速」など)
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223系:直流型近郊電車(「新快速、関空快速」など)の詳しい説明です。
製造年:1993年
〜2008年 |
編成規模:927両
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受賞経歴:なし
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配置区:網干総合車両所、同宮原支所
吹田総合車両所日根野支所 福知山電車区、岡山電車区(2020年現在) |
最高運転速度
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130km
120km |
主電動機(モーター):IGBT素子VVVFインバータ制御
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集電(パンタブラフ):下枠交差式
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主な運用路線
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東海道本線、山陽本線、湖西線、北陸本線、草津線、赤穂線、福知山線、山陰本線、宇野線、本四備讃線、予讃線(瀬戸大橋線)
大阪環状線、阪和線、紀勢本線、関西空港線 |
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【解説】
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開発の経緯と現在:221系
![]() 列車種別に応じて様々な仕様変更を繰り返しながら生産が継続された、JR西日本の京阪神エリアを代表する主力車両です。 また、JR在来線では、初となる新快速 ![]() 川崎重工業、近畿車輛と日立製作所で製造されました 。 現在、網干総合車両所、同宮原支所、吹田総合車両所日根野支所、福知山電車区、岡山電車区に配備され、合計927両が在籍しています。 内訳は、網干総合車両所:1000、2000、6000番台の8両編成、6両編成、4両編成の合計652両 網干総合車両所宮原支所:6000番台の4両編成の合計88両、吹田総合車両所日根野支所:0、2500番台の4両編成の合計140両 福知山電車区:5500番台の2両編成の合計32両、岡山電車区:6000番台の2両編成の合計14両と鉄道総研R291形試験電車2両 車両の特徴と車内について:先頭の運転台は221系に比べて緩やかな流線形にしたような形状です。車体はステンレス製です。 座席は、0番台と2500番台が1−2列のシート(空港輸送を考慮)、1000、2000、5000、5500、6000番台は2−2列のシートになっています。 また、防災や安全対策として、日根野支所在籍の全車両には、南海トラフ地震を想定した救難はしごが取付けられ、転落防止幌を全編成の前頭部 に取付けられています。 体質改善工事は、2018年から0、1000、2500番台から随時実施されています。主な改善は下記です。 @行先・種別表示器をフルカラーLED方式に交換 Aシート車化改造(2019年3月16日のダイヤ改正で導入) 新快速に有料座席サービス「Aシート」を導入することになり、1000番台4両編成のうち2編成のクハ222形を専用車両に改造したうえで、 12両編成の一部新快速列車に1両(9号車)を導入しました。車体は中央部のドアを埋め2ドアとなりました。外観は窓回りが黒塗装となり、 側面は521系にそっくりの青帯が配され、乗降扉部分には黄色いラインが入っています。車両正面部分は変更はありません。 また、山陽本線(JR神戸線)の須磨〜明石にかけての瀬戸内海と明石海峡大橋の眺望は抜群です!! 2019年3月に導入されたAシートは、野洲〜姫路(網干)間に2往復、着席時に乗務員へ500円を支払う仕組みで、どこまで乗車しても500円 です。野洲〜姫路間は、2時間の所要時間ですが、快適に過ごすことができます。リクライニングシート、電源コンセントあり、テーブルも大型で シート間隔も余裕があり、しかも無料のWI−FIサービスも完備。ただ、窓割とシート間隔が合わないので視界を遮る座席もありますが・・・ 2022年3月のダイヤ改正で座席指定となり、840円で指定席券を購入する仕組みに変更されました。 他の転換式クロスシートの車両については、座席のご紹介をご覧ください。 |
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【画像解説】 @0番台座席 A1000番台座席 B2500番台座席 C2000番台座席 DAシート座席 E関空快速 FAシート車両 |
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