快速列車のご紹介


811系:JR九州快速用最終更新日:2020年12月13日811系:JR九州快速用


        

※811系:交流型近郊電車(JR九州の快速・普通列車)
JR九州:811系

811系:JR九州快速用811系:交流型近郊電車(JR九州の快速・普通)の詳しい説明です。

製造年:1989
〜1993年
編成規模:112両
受賞経歴:なし
配置区:南福岡車両区
(2020年現在)
最高運転速度
120km
主電動機(モーター):サイリスタ位相制御
→IGBT素子VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):菱形
→シングルアーム式
主な運用路線
鹿児島本線、日豊本線、長崎本線
【解説】
 開発の経緯と現在:JR九州が初めて製造した近郊型電車で、旧国鉄タイプの421、423系の置換えと輸送力増強で製造されました。

1989年7月に開催された、アジア太平洋博覧会「よかトピア」の開催にあわせ、デビューしました。

 随時製造が1993年まで続けられました。

製造年代により、0番台、100番台、200番台などがあり、リニューアルされた1500番台もあり少々ややこしい形式です。

4両編成が基本ですが、2両編成でも運転が可能で、他の系列の車両とも混結編成で運転できます。

車体は、軽量ステンレス鋼で先頭部は貫通扉タイプで、側面窓は扉間の中央と車端部のみ開閉できます。

車内は、3ドアでドア間5列の転換式シートが、910mmのシート間隔で並びます。
415415系:交直流型近郊電車1500番台と窓ガラス寸法を共通にしたため、新製時から座席と窓配置が合っていません
2016年から随時リニューアル工事が実施されています。2024年までに全編成がリニューアルされます。リニューアルは下記内容です。

@モーターの制御方式をサイリスタ位相制御からVVVFインバータ制御
A座席をクロスシートからロングシート
B前照灯と天井照明および行先表示器をLED化
C窓ガラスをスモークガラスへ
Dパンタグラフもシングルアーム式に

配属は、南福岡車両区に27編成108両が在籍しています。(1編成は2002年に事故廃車)
JR東海の311系311系:直流型近郊電車、JR西日本の221系221系:新快速・快速用と同時期に登場しました。
他の転換式クロスシートの車両については、座席のご紹介をご覧ください。

【画像解説】
@クロスシート座席
Aロングシート座席
B1500番台編成
Cラッピング列車
@811系:座席A811系:ロングシート座席B811系:リニューアル編成C811系:ラッピング列車