快速列車のご紹介


311系:直流型近郊電車最終更新日:2020年10月25日311系:直流型近郊電車


        

※311系:直流型近郊電車(JR東海の元新快速)
JR東海:311系

311系:直流型近郊電車311系:直流型近郊電車(JR東海の元新快速)の詳しい説明です。

製造年:1989
〜1990年
編成規模:60両
受賞経歴:なし
配置区:静岡車両区
神領車両区
(2020年現在)
最高運転速度
120km
主電動機(モーター):直並列組合せ抵抗制御
集電(パンタブラフ):菱形
→シングルアーム式
主な運用路線
東海道本線、中央本線、(武豊線、飯田線、関西本線、北陸本線)
【解説】
 開発の経緯と現在:東海地区の新快速電車に運用されていた117系117系:新快速・快速用の置換えと輸送力増強で1989年から1990年に製造されました。
JR東海で近郊型として初めて120kmの最高速度を実現した車両でもあります。
当時、JR西日本で運転されていた221系221系:新快速・快速用新快速JR西日本新快速表示に相当する車両で、現在、JR東海新快速は313系313系:直流型近郊電車で運転されています。
車体は、軽量ステンレス鋼で先頭部はFRP(繊維強化プラスチック)製で前面に大型曲面ガラスを使用、

車内は、1段降下式の2連窓(一部固定式あり)、3ドアでドア間5列の転換式シートが、910mmのシート間隔で並びます。

つり革なし(のちに車椅子スペース確保で座席撤去跡に設置)、蛍光灯はアクリル製のカバー付きです。

川崎重工業、近畿車輛、日本車輛、日立製作所で製造されました 。
 現在、JR東海の新快速・特別快速は、すでに313系313系:直流型近郊電車に交代しており普通列車の運用が主になっています。
また臨時列車として、「ナイスホリデー木曽路、近江路」などの快速列車として、中央本線の塩尻や北陸本線の長浜までの乗入れもあります。

配属は、静岡車両区と神領車両区に15編成60両が在籍しています。

 2003年から2008年にかけてリニューアル工事が実施されました。主な改良点は下記です。

@車椅子スペースとつり革の設置(ドア付近片側のシート2脚を撤去し壁側にヒーター設置)
A転落防止柵とドアチャイム設置
Bパンタグラフを菱形からシングルアーム式に交換

他の転換式クロスシートの車両については、座席のご紹介をご覧ください。

【画像解説】
@座席
A座席リニューアル
B快速「木曽路」
@311系:座席A311系:座席(リニューアル後)B311系:快速「木曽路」