快速列車のご紹介


313系:直流型近郊電車最終更新日:2020年8月9日313系:直流型近郊電車


        

※313系:直流型近郊電車(JR東海の新快速・特別快速)
JR東海:313系

313系:直流型近郊電車313系:直流型近郊電車(JR東海の新快速)の詳しい説明です。

製造年:1999
〜2019年
編成規模:541両
受賞経歴:1999年に日本デザイン振興会より
グッドデザイン賞受賞
配置区:大垣車両区
神領車両区、静岡車両区
(2020年現在)
最高運転速度
120km
主電動機(モーター):IGBT素子VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):シングルアーム式
主な運用路線
東海道本線、中央本線、武豊線、飯田線、関西本線、篠ノ井線、信越本線、御殿場線、身延線
【解説】
 開発の経緯と現在:東海地区の旧型車両(103系、113系、165系など)の置換えと輸送力増強で1999年から製造されました。

JR東海で近郊型として初めて130km(8000番台のみの限定)の最高速度を実現した車両でもあります。
当時、JR西日本で運転されていた223系223系:新快速・快速用新快速JR西日本新快速表示に相当する車両で、現在、JR東海新快速は313系で運転されています。
車体は、軽量ステンレス鋼で先頭部は普通鋼製で前面窓は側面に回り込むパノラミック・ウィンドウを採用、
車内は、1段降下式の窓(固定式)、車端部の窓は上部が内側に折れて開閉可能です。側窓の天地寸法は950mmで、311系の870mmより拡大。
3ドアでドア間6列の転換式クロスシートが、880mmのシート間隔で並びます。車端部は固定式(5000番台から転換式になります)
(シート形状を工夫したので311系より狭いシート間隔ですが、狭い印象はありません。その後8000番台は910mmに拡大)
側扉は、近郊形として一般的な1300mm幅の両開きドアを片側3箇所に設けています。
つり革あり、蛍光灯はアクリル製のカバー付きのLED照明です。
その他、洋式車椅子用トイレ設置、ドアチャイム、LED案内表示装置、半自動対応のドアスイッチなど交通バリアフリー法の対応をしています。

製造年度によって色々なタイプが製造されています。
@0、1000番台:初期製造で、転換式クロスシート車
A2000番台:静岡地区へ投入、ロングシート車
B3000番台:ワンマン運転対応で、セミクロスシート車
C5000番台:乗り心地を改善、転換式クロスシート車
D8000番台:「セントラルライナー」用で、クロスシートのグレードアップタイプ

東急車輛、近畿車輛、日本車輛で製造されました 。

 現在、JR東海の新快速・特別快速、普通列車の運用を全ての路線でしています。
西は、米原駅(JR西日本)、東は、熱海駅、国府津駅、北は、松本駅、長野駅(JR東日本)までの乗入れがあります。

他の転換式クロスシートの車両については、座席のご紹介をご覧ください。

【画像解説】
@ラッピング列車
A0番台座席
B2000番台座席
C3000番台座席
D5000番台座席
E8000番台座席
@313系:ラッピング列車A313系:0番台座席B313系:2000番台座席C313系:3000番台座席D313系:5000番台座席
E313系:8000番台座席