快速列車のご紹介


813系:JR九州快速用最終更新日:2020年12月13日813系:JR九州快速用


        

※813系:交流型近郊電車(JR九州の快速・普通列車)
JR九州:813系

813系:JR九州快速用813系:交流型近郊電車(JR九州の快速・普通)の詳しい説明です。

製造年:1994
〜2009年
編成規模:255両
受賞経歴:なし
配置区:南福岡車両区
直方車両センター
(2020年現在)
最高運転速度
120km
主電動機(モーター):IGBT素子VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):下枠交差式
→シングルアーム式
主な運用路線
鹿児島本線、日豊本線、長崎本線、佐世保線、筑豊本線、篠栗線
【解説】
 開発の経緯と現在:旧国鉄タイプの421、423、715系の置換えと輸送力増強で製造されました。

811系に次ぐ交流型近郊電車です。交流は60hz2万Vで、1994年3月から運転が開始されました。

 随時製造が2009年まで続けられました。

製造年代により、0番台、100番台、200番台、500番台、300番台、400番台、1000番台、1100番台(2100番台)というように

少々ややこしい形式です。3両編成が基本ですが、2両編成でも運転が可能で、上記番台で、追加製造され3両編成に統一されています。

JR九州としては初のVVVFインバータ制御が採用されたほか、車両デザインを水戸岡鋭治氏率いるドーンデザイン研究所が手掛けたため、

外観・車内・搭載機器ともに811系から大幅な変更がされました。水戸岡氏が近郊型電車のデザインを手掛けたのは本形式が初めてです。

車体は、軽量ステンレス鋼で先頭部は貫通扉タイプで、側面窓は扉間の中央と車端部のみ開閉できます。

車内は、3ドアでドア間5列の転換式シートが、910mmのシート間隔で並びます。(500番台のみロングシートです)
415415系:交直流型近郊電車1500番台と窓ガラス寸法を共通にしたため、811系と同様に新製時から座席と窓配置が合っていません
0〜100番台までは、JR九州小倉工場で、100番台途中から1100番台までは、近畿車輛で製造されました 。
 他の形式との併結運転が可能で、811系811系:JR九州快速用、815系や817系817系:JR九州快速用などと相互連結をして柔軟な運用ができます。
配属は、南福岡車両区と筑豊篠栗鉄道事業部直方車両センターに85編成255両が在籍しています。
JR東海の313系313系:直流型近郊電車、JR西日本の223系223系:新快速・快速用と同時期に登場しました。
他の転換式クロスシートの車両については、座席のご紹介をご覧ください。

【画像解説】
@座席
A500番台座席
B1100番台:ワンマン
@813系:座席A813系:500番台座席B813系:1100番台ワンマン