快速列車のご紹介


521系:交直流型近郊電車最終更新日:2021年5月17日521系:交直流型近郊電車


                  

※521系:交直流型近郊電車(JR西日本の快速・普通列車)
JR西日本:521系

521系:交直流型近郊電車521系:交直流型近郊電車(JR西日本の快速・普通)の詳しい説明です。

製造年:2006
〜製造中
編成規模:144両
受賞経歴:なし
配置区:金沢総合車両所
第三セクター各社
(2020年現在)
最高運転速度
120km
主電動機(モーター):IGBT素子VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):シングルアーム式
主な運用路線
北陸本線、湖西線、七尾線、IRいしかわ鉄道線、あいの風とやま鉄道線、えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン
【解説】
 開発の経緯と現在:北陸地区の419系・475・457系の置換えと輸送力増強で製造されました。

JR西日本初の交直流型近郊電車です。交流は60hz2万Vのみの対応で、50hzの区間は走行できません。
JR東日本のE531系E531系:交直流型近郊電車も交流50hz2万Vのみの対応で60hzの区間は走行できません。
2006年11月より運転が開始され、随時運用を拡大、2015年3月の北陸新幹線の金沢開業で北陸本線が金沢〜直江津間で

第三セクターに運用が移管されて多くの521系が譲渡されました。(IRいしかわ鉄道とあいの風とやま鉄道)
車体は、軽量ステンレス鋼で先頭部は223系5500番台同様に貫通扉タイプで、随所に321系や223系223系:新快速・快速用の技術を流用しています。
車内は、3ドアでドア間5列の転換式クロスシートが、910mmのシート間隔で並びます。車端部はロングシートです。

つり革ありで、223系と同様の設備になっています。

川崎重工業、近畿車輛で製造されました 。

 配属は、金沢総合車両所とIRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道に72編成144両が在籍しています。

あいの風とやま鉄道には、2017年に新製車両として2編成4両を追加しています。
また、七尾線の413系と415系800番台415系:交直流型近郊電車(800番台)の置換え用として100番台車が製造されました。225系225系:新快速・快速用の交直流版です。
他の転換式クロスシートの車両については、座席のご紹介をご覧ください。

【画像解説】
@転換式クロスシート
A車端部ロングシート
B座席:ワンマン運転
CIRいしかわ鉄道
Dあいの風とやま鉄道
@521系:座席A521系:車端部座席B521系座席:ワンマン対応C521系:IRいしかわ鉄道車両D521系:あいの風とやま鉄道車両