開発の経緯など:関西空港への空港アクセス列車として登場しました。1994年9月4日より運転開始。
南海電車の「ラピート」
と同時にデビューです。外観のデザインは、木村一男さんです。
車両の特徴:車体は、宇宙をイメージするコスモグレーと成層圏をイメージするストラブルーが基本色としています。
車内は、グリーン車と普通車の構成で、681系
電車に採用されていた座席と同様のシートが並びます。
(グリーン車は、1−2列、普通車は2−2列のシートです)。先頭車は貫通タイプですが、非常時しか開閉しません。
車内には、多目的室やフリースペース、海外渡航者のための大型荷物置き場もあります。
現在運転の列車:野洲・草津・京都〜関西空港間の「はるか」のみの運転です。(2021年3月からは米原〜野洲間の運転とりやめ)
2020年3月からは、増結用として271系
が先頭に連結して9両で運転され始めましたが、コロナの影響で4月からは6両に戻りましたが、
2021年3月のダイヤ改正で、9両編成が復活しています。271系の7〜9号車は座席指定になっています。
過去には、代替列車やお召列車として、湖西線、山陰本線、北近畿タンゴ鉄道線、草津線などの入線実績があります。
配属は吹田総合車両所日根野支所で、基本6両編成9本と付属3両編成3本の63両が配置されています。
大阪環状線〜関西空港間の関空快速(223系・225系
)とともに空港アクセスを担っています。
成田空港アクセスでは、JR東日本のE259系
が京成電鉄のAE型「スカイライナー」
としのぎを削っています。