※Ｅ２５９系直流型特急電車：成田エクスプレス

製造年：２００９年
〜２０１０年

編成規模：１３２両

受賞経歴：２０１０年に鉄道友の会よりブルーリボン賞受賞
２００９年に日本産業デザイン振興会よりグッドデザイン賞受賞

配置区：鎌倉車両センター
（２０２０年現在）

最高運転速度

１３０ｋｍ

主電動機（モーター）：ＩＧＢＴ素子VVVFインバータ制御

集電（パンタブラフ）：シングルアーム式

主な運用路線

中央本線、東海道本線、湘南新宿ライン、横須賀線、総武本線、成田線

【解説】

　開発の経緯：２５３系特急形電車の老朽化による置換えで製造、２０１０年１０月から「成田エクスプレス」で運転が開始されました。
日本の文化を感じられる高品質さと、快適な移動空間を提供することを外国人にアピールしています。
アルミ合金、ダブルスキン構造で、高運転台（７８９系に似ています）、車内の座席には全て電源コンセントが設置されています。
全車禁煙で喫煙スペースはありません。車内設備は、普通車とグリーン車の２種類の客室で、全席に電源コンセントがあります。

大型の荷物置き場、監視カメラもありセキュリティを重視しています。

　現在運転されている列車は下記です。

「成田エクスプレス」：高尾・大船・大宮・池袋・新宿〜成田空港。（以前は臨時で、「マリンエクスプレス踊り子」の運転がありました）

　製造は、東急車輛と近畿車輛です。鎌倉車両センターに６両編成が２２本配置されています。
　京成電鉄のＡＥ型「スカイライナー」と成田空港アクセスを担っています。
また、関西では、ＪＲ西日本の２８１系が南海電車の「ラピート」と関西空港アクセスを担っています。。