開発の経緯と現在:国鉄時代の1979年から運転されていた781系の「ライラック」の置換え用として導入。
2007年に、川崎重工業にて製造されました 。なお、35両製造されましたが、事故で1編成が2011年3月に廃車されています。
現在は、「カムイ」と「すずらん」の運用で、全車両、札幌運転所に所属しています。
歴史:2007年10月に「スーパーカムイ」(札幌〜旭川間)、快速「エアポート」(札幌〜新千歳空港間)として誕生しました。
2013年11月に「すずらん」として札幌〜東室蘭間に使用。
2016年3月に快速「エアポート」が廃止。
2017年3月のダイヤ改正で、札幌〜旭川間の「カムイ」、札幌〜東室蘭間の「すずらん」として運転を開始し、現在に至っています。
車両の構成と車内について:5両編成で、グリーン車はありません。Uシートという座席の普通車と普通車4両の5両編成です。
交流50hz20000Vの電化区間で走行可能です。先頭車両の運転台は、キハ261系
に似た貫通扉を設けた独特な形状です。
最高速度は、120kmですが、2013年11月のダイヤ改正までは、130kmでした。
先輩の789系0番台(「ライラック」)
とともに最北の大地を疾走する電車特急です。