開発の経緯など:関西空港への空港アクセス列車として運転されている281系
の増結用で、2020年3月から運転開始。
東京五輪や関西万博などの大型イベント開催での乗員増に対応するために近畿車輛で製造されました。
車両の特徴:車体は、287系
を基本として塗装は281系に準拠しています。
車内は、普通車の構成で、2−2列のシートが並びます。先頭車は貫通タイプですが、非常時しか開閉しません。
281系と同様多目的室やのフリースペース、海外渡航者のための大型荷物置き場もあります。
全席に223系
Aシート車の座席と同様の電源コンセントがあり、車内のドア上には大型の液晶表示装置が2つあります。
また、フリーWi−Fiサービスもあります。281系の車内よりも快適な環境です。
全編成、「ハローキティ」のラッピングが施され、車内も「ハローキティ」のイラストがあちこちに描かれています。
現在運転の列車:米原・草津・京都〜関西空港間の「はるか」のみの運転でしたが、
2020年4月から新型コロナウィルスの影響で運用から外されて、日根野支所鳳派出所で眠っていましたが、
2021年3月のダイヤ改正で増結が復活(3両とも座席指定)しています。運転区間は、野洲・草津・京都〜関西空港間
281系の代走で3+3両の編成で運用することもあるでしょう。この場合はグリーン車なしですが・・・(先頭の貫通扉は使用するかな?)
配属は吹田総合車両所日根野支所で、3両編成6本の18両が配置されています。
将来のなにわ筋線での運用も考慮されており281系の置換えも可能です。(グリーン車はありませんが・・・)