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787系:交流型特急電車最終更新日:2022年11月1日787系:交流型特急電車


        

※787系:交流型特急電車
787系:色々な特急

787系:交流型特急電車787系:交流型特急電車の詳しい説明です。

製造年:1994年
〜2008年
編成規模:140両
受賞経歴:1993年に鉄道友の会より
ブルーリボン賞、1994年ブルネル賞受賞
1993年日本デザイン協会よりグッドデザイン賞受賞
配置区:南福岡電車区と
大分車両センター(2020年現在)
最高運転速度
130km
主電動機(モーター):MT61QB型サイリスタ位相制御
集電(パンタブラフ):下枠交差式
主な運用路線
鹿児島本線、日豊本線、長崎本線、佐世保線、篠栗線、筑豊本線、肥薩おれんじ鉄道など
【解説】
 開発の経緯と現在:鹿児島本線、長崎本線の特急輸送改善と485系485系:ボンネットタイプの置換えとして導入され、日立製作所と近畿車輛にて製造されました 。
現在、44両が大分車両センターに、96両が南福岡電車区に所属しています。

 歴史:1992年に「つばめ」として鹿児島本線の特急として投入されました。当時は、まだ国鉄型の485系が現役でした。

2005年3月の九州新幹線の開業時には、「リレーつばめ」として博多〜新八代間で運転され、新八代駅で、同一ホームで「つばめ」との乗り換えが

可能となり、博多〜鹿児島中央間が3時間以内で移動できうようになりました。

その後、長崎本線、佐世保線、日豊本線、篠栗線、筑豊本線の特急電車に使用され、現在に至っています。

 車両の特徴と車内について:水戸岡さんデザインです。スラントノーズの先頭車両(前面展望できます)、車体は普通鋼です。

ビッフェ(食堂車の規模の小さいヤツ)も連結され、ゆとりと快適性ばありました。その後、普通車に改造されてしまいます。

グリーン車は1−2列、普通車は2−2列のシートです。座席間隔も485系よりもかなり広くなっております。
荷物棚も飛行機と同一のハットラック荷物棚(収納扉あり)を採用、883883系:ソニック・885系885系:白いカモメでもこのタイプを採用しています。
座席も改良され、グリーン個室(4人用)、コンパートメント普通座席なども登場しています。JR九州の特急で最も座席の種類が多彩な車輛です。

 交流60hz20000Vの電化区間で走行可能です。JR九州限定になっています。

リニューアル工事も実施され、中間車輛の先頭車化改造、ビッフェ車両の普通座席化やワンマン運転対応などが施されています。

2020年10月に、観光用列車の「36ぷらす3」が登場しました。(オールグリーン車の6両編成)

 現在運用されている定期運用特急列車は、下記の列車があります。(運転区間は省略:2022年9月23日現在)

リレーかもめ、かささぎ、にちりんシーガイア、きらめき、かいおう、きりしま、ひゅうが、にちりん

 にちりんシーガイアは、博多〜宮崎空港間の413.1kmを走行する在来線昼間特急として最長距離日本一を誇ります。
JR西日本「エクスプレス銀河」EF81型電気機関車:トワイライト牽引用が大阪〜下関間の運転を開始すると最長距離日本一は明け渡すことになります。
大阪〜下関間は、539.5kmです。

また、JR九州以外での展示会もありました。1993年、大阪駅で展示。1994年、大宮総合車両センターで、「新旧つばめの出会うとき」での展示。

【画像解説】
@グリーン車
A普通車
Bオープンキャビン
Cセミコンパートメント
D4人用個室

Eビッフェ改造普通
Fトップキャビン
G36ぷらす3編成
@787系:グリーン車A787系:普通車B787系グリーン:オープンキャビンC787系:セミコンパートメントD787系:4人用個室
E787系:普通座席(ビッフェ改造)F787系:トップキャビン(グリーン車)G787系:「36ぷらす3」編成