近鉄特急のご紹介


885系:交流型特急電車最終更新日:2022年7月5日885系:交流型特急電車


※885系:交流型振り子式特急電車(「みどり(リレーかもめ)・ソニック」)
885系:ソニックとかもめ

885系:交流型特急電車885系:交流型振り子式特急電車(みどり(リレーかもめ)・ソニック)の詳しい説明です。

製造年:2000
〜2004年
編成規模:66両
+代替3両
受賞経歴:2001年に鉄道友の会より
ブルーリボン賞、ブルネル賞受賞
日本デザイン協会よりグッドデザイン賞受賞
配置区:南福岡車両区
(2020年現在)
最高運転速度
130km
曲線通過+30km
主電動機(モーター):IGBT VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):シングルアーム式
主な運用路線
鹿児島本線、日豊本線、長崎本線、佐世保線
【解説】
 開発の経緯と現在:長崎本線の特急輸送改善と速達化として導入され、日立製作所にて製造されました 。

現在、66両が南福岡車両区に所属しています。

 歴史:2000年に「かもめ」として長崎本線の特急として投入されました。当時は、まだ国鉄型の485系が現役でした。

その後、佐世保線の「みどり」に使用され、現在に至っています。

 車両の特徴と車内について:先頭車両(前面展望できます)は、ドイツのICE3に似た丸みを帯びた流線形、車体はアルミニウム合金、
883系883系:ソニックと同一の制御振り子式です。水戸岡さんのデザインでユニークな車両となっています。先頭車の顔は、ドイツのICE3を連想させます。
荷物棚も飛行機と同一のハットラック荷物棚(収納扉あり)を採用、振り子式で曲線区間でのスピードで荷物の転落に配慮しています。
グリーン車は1−2列、普通車は2−2列のシートです。座席間隔も485系485系:ボンネットタイプよりもかなり広くなっております。
曲線区間を走行するため、制御振り子式を採用して、曲線区間のスピードアップにも貢献しています。

 交流60hz20000Vの電化区間で走行可能です。JR九州限定になっています。

 現在運用されている特急列車は、「みどり(リレーかもめ)、ソニック」ですが、過去には下記の列車を運転していました。

きらめき:博多〜門司港、かもめ:博多〜長崎(2022年9月の西九州新幹線の開業で廃止)

走行する沿線は、佐世保、雲仙、島原、耶馬渓やゆけむり(別府温泉・竹瓦温泉)などの有名な観光地が存在しています。

【画像解説】
@グリーン車
Aロゴ
Bデッキ:2号車
Cデッキ
D普通車
@885系:グリーン車A885系:ロゴB885系:2号車デッキC885系:3号車デッキD885系:普通座席