開発の経緯と現在:JR九州が快速運転などにふさわしい車両として製造したもので、本系列は大型で高速の車両で、
JR総研と共同開発した爪クラッチ式変速機を搭載しているのが特徴。
当初は「赤い快速」として篠栗線の快速で運転を開始。その後、鹿児島の指宿枕崎線の快速「なのはな」や
長崎の大村線の快速「シーサイドライナー」、豊肥本線などに導入されました。
指宿枕崎線は、2004年の九州新幹線開業に関連して、特別快速「なのはな」DX用として観光輸送にも対応したデザインの車両が誕生しました。
2両編成が基本で、両運転台の車両も存在するため1両など、様々な両数で活躍しています。
2021年には、長崎地区の運用が終了、現在は、大分、熊本、鹿児島の車両センターが運用しています。
車内は、転換式クロスシートとロングシートが混在で配置されています。初期登場痔はクロスシートのみでした。
クロスシートは転換式で幅1015mm、シートピッチが910mmで、ゆったり感のある座席です。
製造は、新潟トランス、日本車輛、JR九州小倉工場が担当。