JR特急のご紹介


283系:JR西日本最終更新日:2021年4月4日283系:JR西日本


              

※JR西日本283系:直流型振り子式特急電車(「くろしお」)
283系:JR西日本直流型振り子式特急電車

283系:JR西日本283系:JR西日本JR西日本:283系直流型振り子式特急電車の詳しい説明です。

製造年:1996年
編成規模:18両
受賞経歴:なし
配置区:吹田総合車両所日根野支所
(2020年現在)
最高運転速度
130km
曲線通過+30km
動力方式:PWMIGBT−VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):シングルアーム式
主な運用路線
東海道本線、大阪環状線、阪和線、紀勢本線(きのくに線)
【解説】
 開発の経緯など:1995年当時は、京都・大阪から南紀方面への特急「くろしお」「スーパーくろしお」は381系381系特急電車が使用されていましたが、
高速道路の整備が進められ、その対抗上、質の高いサービスの提供とさらなるスピードアップなどにより競争力の増強のため、

観光列車にふさわしい車両として設計され、1996年に川崎重工業・近畿車輛・日立製作所で製造されました。

先頭車は、太平洋沿岸を走る紀勢本線(きのくに線)の特急として相応しいように、イルカをイメージしたデザインの車体となっています。

 車両の特徴:車体は基本的に普通鋼を使用、腐食を考慮して、屋根と床板にはステンレスが使用されています。
電動車(モーター付き)比率が、683系683系:先頭(グリーン車)同様、1M2Tや2M4Tです。
先頭車両は、貫通タイプと非貫通タイプの2種類です。非貫通タイプの先頭形状は、イルカに似た形状(近鉄の2300系に似ています)。

パンタグラフは、JR西日本初のシングルアーム式を採用しました。

編成は、6両編成が基本、3両編成は付属で合計18両と特急電車にしては小規模です。6両編成が2本、付属編成が2本です。

座席は、グリーン車と普通車の2種類で、グリーン車は1−2列シートで全席にコンセントあり、普通車は2−2列シートで、

車端部の座席の壁面にコンセントが設置されています。基本編成の3号車には展望ラウンジがあり太平洋の眺めを堪能できます。

 現在運転の列車:「くろしお」:京都・新大阪〜白浜・新宮間の1種類のみです。以前は、「オーシャンアロー」という名称がありました。
「くろしお」で運転されている他の特急電車は、287系287系:直流型特急電車と289系289系:JR西日本が存在します。
 製造は川崎重工業、近畿車輛、日立製作所、の3社です。

【画像解説】
@グリーン車
A普通車

Bロゴ
C貫通タイプ編成
D展望ラウンジ

@283系:グリーン座席A283系:普通座席B283系:ロゴC283系:貫通タイプの編成D283系:展望ラウンジ(3号車海側)