開発(改造)の経緯など:381系電車で運転されている特急電車の置換えとして登場しました。
2015年3月、北陸新幹線の金沢開業で、余剰となる683系2000番台の「しらさぎ」用編成から改造しました。
2015年10月31日から、「くろしお」の置換えから開始されました。現在は、置換えが完了し、
「くろしお」、「こうのとり」、「きのさき・はしだて」、「らくラクはりま」、と色々な特急電車に使用されています。
車両の特徴:基本は、683系を直流タイプに改造し、電動車の比率が1M2Tです。これも683系と変更はありません。
車内は、グリーン車と普通車の構成で、683系電車に採用されていた座席と同様のシートが並びます。
(グリーン車は、1−2列、普通車は2−2列のシートです)。先頭車は非貫通の車両が存在します。(287系はありません)
「くろしお」用は6両編成が基本、3両編成は付属。「こうのとり」などの北近畿方面用は、4両・3両編成が基本です。(287系と同様)
現在運転の列車:「くろしお」:京都・新大阪〜白浜・新宮、「こうのとり」:新大阪〜城崎温泉、
「きのさき・はしだて」:京都〜城崎温泉・天橋立、「らくラクはりま」:新大阪〜姫路。
吹田総合車両所京都支所に39両(6両編成x5、3両編成x3)、福知山電車区に40両(4両編成x7、3両編成x4)が配置されています。