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383系:ワイドビューしなの最終更新日:2022年4月10日383系:ワイドビューしなの


       

※383系:しなの(振り子式直流特急型電車)
383系:ワイドビューしなの

383系:ワイドビューしなの383系:「しなの」の詳しい説明です。

製造年:1994年
〜1996年
編成規模:76両
受賞経歴:1995年に日本産業デザイン振興会より
グッドデザイン金賞受賞
1996年に鉄道友の会よりローレル賞受賞
配置区:神領車両区
(2020年現在)
最高運転速度
130km
動力方式:VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):シングルアーム式
主な運用路線
中央本線、篠ノ井線、信越本線、大糸線など
【解説】
 1995年5月から運転された振り子式(制御式振り子)の特急型電車です。

6両編成が基本で、多客期には、付属の4両編成を増結して10両編成で運転されることもあります。

 (しなのの歴史):1953年に名古屋〜長野間の準急列車として運転開始、1958年に急行列車に格上げ。

1968年10月から、高出力・高馬力の181系気動車特急で運転、その後1973年に中津川〜塩尻間の電化完成で、
381系381系:直流型特急電車「やくも」の振り子式特急電車に置換えられました。(381系電車は、現在でも岡山〜出雲市間の「やくも」で運転されています)
1995年より随時、383系への置換えが始まり、2008年5月で置換え完了しています。
 車両の客室は、普通車、グリーン車の2種類、窓が大きく座席のひじ掛けと窓枠が373系373系:ワイドビューふじかわ・伊那路やキハ85系キハ85系:ワイドビューひだ・南紀と同様同一の高さです。
 狭いトンネル断面に対応するため、パンタグラフは特殊な構造となっています。

 運転区間は、名古屋〜長野・白馬です。車掌・運転士は、塩尻駅でJR東日本に交代します。2016年3月のダイヤ改正までは、

 大阪への直通列車が1往復(9号と16号)運転されていました。441.2km(大阪〜長野間)と当時の在来線昼間特急の最長距離を

 誇っていました。車掌・運転士も米原駅でJR西日本に交代、京阪神地区でワイドビューチャイムが聞ける列車でした。
 現在の定期列車の在来線昼間特急最長距離は、413.1kmのJR九州「にちりんシーガイア」(博多〜宮崎空港)です。787系:各路線で活躍中
 製造は、日本車輛、川崎重工業、日立製作所です。2022年3月のダイヤ改正で「ワイドビュー」の愛称はなくなりました。

【色々な設備解説】
@普通車座席
Aグリーン車座席
B貫通タイプの先頭車
@383系の普通座席A383系のグリーン車座席B383系の普通車貫通タイプ