近鉄特急のご紹介


373系:ワイドビューふじかわ・伊那路最終更新日:2022年4月10日373系:ワイドビューふじかわ・伊那路


       

※373系:ふじかわ・伊那路(直流特急型電車)
373系:ワイドビューふじかわ・伊那路

373系:ワイドビューふじかわ・伊那路373系:「ふじかわ・伊那路」の詳しい説明です。

製造年:1995
〜1996年
編成規模:42両
受賞経歴:なし
配置区:静岡車両区
(2020年現在)
最高運転速度
120km
動力方式:VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):シングルアーム式
主な運用路線
東海道本線、身延線、飯田線など
【解説】
 1995年10月から運転された特急型電車です。

3両編成が基本で、多客期には、6両編成で運転されることもあります。

 (開発の経緯と運用):身延線や飯田線で運転されている165系急行電車の老朽化と内装の陳腐化が顕著で、その置換えとして、

中距離用の特急列車に格上げして登場しました。

1996年3月から、東京〜静岡間の特急「東海」、東京〜大垣間の夜行快速「ムーンライトながら」で、2009年3月まで運用されていました。
特急「東海」は2009年3月で廃止、「ムーンライトながら」は2009年3月からJR東日本の189系、185系
185系:踊り子に置換えられました。
 現在は、特急列車として「ふじかわ」の静岡〜甲府間、「伊那路」の豊橋〜飯田間で運転されています。

また、特急列車の運用間合いで、「ホームライナー」や熱海〜静岡間の普通列車としての運用があります。
 車両の客室は、普通車のみで車端部にコンパートメント(4人座席)があります。窓が大きくキハ85系キハ85系:ワイドビューひだ・南紀や383系383系:ワイドビューしなのと同様、
ひじ掛けと窓枠が同一の高さです。また、狭いトンネル断面に対応するため、パンタグラフは特殊な構造となっています。

客室と車両ドアの仕切りはありません。ドア付近は、透明のアクリル板で仕切る構造です。

 製造は、日本車輛、日立製作所です。2022年3月のダイヤ改正で「ワイドビュー」の愛称はなくなりました。

【色々な設備解説】
@普通車座席
Aコンパートメント座席
@373系の普通座席A373系のコンパートメント座席