開発の経緯:導入後20年以上になる2000系
の置換え用で、2017年に投入されました。
また、2000系同様に四国内での運用を考え、2両編成での運用が出来るように設計されていて、分割併合や増結が容易なように前面は
貫通型となっています。
車体傾斜装置に8600系
電車同様の空気ばね式を採用し、構造の簡素化によりメンテナンス費用の軽減を目指しました。
量産化して投入する予定でしたが、2017年に走行試験を行ったところ、特にカーブが連続する区間を有する土讃線において
空気ばね制御に用いる空気容量の確保に課題があることが判明したため、2600系の量産化は中止としました。
4両で生産が打ち切りとなっています。2019年から上記問題を改善した2700系
が製造されています。
2018年から「うずしお」に使用されました。以後は、「しまんと」や「いしずち」などの代走運用をしています。
現在、定期運用されている列車は、「うずしお」:高松〜徳島、の1特急列車のみです。
製造は川崎重工業です。