JR特急のご紹介


2000系:JR四国最終更新日:2020年7月5日2000系:JR四国


         

※JR四国:2000系振り子式特急気動車(「うずしお・南風・しまんと・宇和海など」)
2000系:JR四国特急気動車

2000系:JR四国JR四国:2000系振り子式特急気動車の詳しい説明です。

製造年:1989
〜1998年
編成規模:80両
受賞経歴:1990年に鉄道友の会より
ローレル賞受賞
配置区:高知・松山・高松運転所
(2020年現在)
最高運転速度
120km
N2000系は130km
動力方式:ディーゼル(小松製:SA6D425H形)
集電(パンタブラフ):なし
主な運用路線
予讃線、土讃線、宇野線、本四備讃線、徳島線、土佐くろしお鉄道線など
【解説】
 開発の経緯:四国島内の高速道路網整備に伴い、特に四国山地を縦断し急勾配・急カーブが続く土讃線における特急列車の速度向上を

目的としてJR四国と鉄道総合技術研究所(鉄道総研)が共同で開発しました。

西暦2000年を目前に開発されたことから、『2000系』という、国鉄式の「キハ」等の文字を使用せず四桁数字だけで表記する私鉄車両のような

形式称号が付与され、以後、JR四国の新製車両はすべて四桁数字の形式称号を名乗ることとなりました。

また、四国内での需要を考え、2両編成での運用が出来るように設計され、分割併合や増結が容易なように前面は貫通型となっています。

運転手の助手席側は解放され、前面展望が楽しめるように設計されています。
 1989年3月に、試作編成(TSE)が「南風」と「しまんと」に使用されました。以後、量産編成が随時キハ185系キハ185系:JR四国を置換えていきました。
1995年には、改良型のN2000系が導入され、「うずしお」、「あしずり」、「宇和海」で、使用が開始されました。

2000年から「アンパンマン列車」が登場、2010年から順次リニューアル工事が実施されています。

2両編成の運用が多く、グリーン車も普通車との半室構造の車両も存在しています。一部、土佐くろしお鉄道所有の車両もあります。
 現在運用されている列車は、下記です。(2700系2700系:JR四国や2600系2600系:JR四国との混結編成もあります。)
「南風」:岡山〜高知、「しまんと」:高松〜高知、「あしずり」:高知〜中村、「うずしお」:岡山〜徳島、「宇和海」:松山〜宇和島

予讃線を走行する列車で岡山から来る列車とは、宇多津駅または、多度津駅で分割・併合します。(「南風・しまんと・うずしお」など)

 製造は富士重工業です。

【画像解説】
@普通車
Aグリーン車
Bアンパンマン座席
Cアンパンマン編成
@2000系:普通車の座席A2000系:グリーン車Bアンパンマン座席C2000系:アンパンマン列車編成