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キハ185系:JR四国最終更新日:2021年4月26日キハ185系:JR四国


         

※JR四国キハ185系:気動車特急(「うずしお・むろと・剣山」)
キハ185系:JR四国特急型気動車

キハ185系:JR四国JR四国:キハ185系「うずしお・むろと・剣山」の詳しい説明です。

製造年:1986
〜1988年
編成規模:52両→32両
(JR九州へ20両売却)
受賞経歴:1987年に鉄道友の会より
ローレル賞受賞
配置区:松山・高松運転所
(2020年現在)
最高運転速度
110km
動力方式:ディーゼル(新潟鐵工製:DMF13HS形)
集電(パンタブラフ):なし
主な運用路線
予讃線、高徳線、徳島線、牟岐線など
【解説】
 国鉄末期の1986(昭和61)年、分割民営化後のJR四国の経営も考え、四国用のオリジナル特急型気動車として登場。

スタイルは同時期の北海道用のキハ183系500番台に似ていますが、キハ185系は車体がステンレス製になっているのが特徴です。

また、四国内での需要を考え、2両編成での運用が出来るように設計され、分割併合や増結が容易なように前面は貫通型となっています。

運転手の助手席側は解放され、前面展望が楽しめるように設計されています。国鉄型特急車両のロゴ(JNR)もありません。

国鉄で最後の特急型気動車の製造となりました。(キハ183系500番台車も同様)
 JR民営化直後は、「しおかぜ」、「南風」に使用されていましたが、1990年代から導入された振り子式の2000系2000系:JR四国特急気動車が
運転されると、活躍の場を高徳線や徳島線に移り、

現在は、「うずしお」(高松〜徳島)、「むろと」(徳島〜牟岐・海部)と「剣山」(徳島〜阿波池田)で、使用されています。

 ジョイフルトレインへの改造もされており、「四国まんなか千年ものがたり」や「トロッコ列車」も運転されています。

普通列車に改造された編成もあります。(2010年から)

短編成の運用が多く、グリーン車も普通車との半室構造の車両も存在しています。ジョイフルトレインとしてグリーン車に改造された車両も存在。

 1992年には、JR九州へ売却されています。合計で20両です。(「ゆふ」、「九州横断特急」、「A列車で行こう」などに使用)
 製造は日本車輌製造、新潟鐵工所・富士重工業の3社です。JR九州のキハ185系の特急の詳細については、キハ185系:JR九州をクリック

【画像解説】
@普通車
Aジョイフルトレイン
(車内1号車)
Bジョイフルトレイン
(外観1号車)
@キハ185系:普通車の座席Aジョイフルトレイン車内(JR四国)Bジョイフルトレイン外観1号車(JR四国)