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735系:交流型通勤電車最終更新日:2020年10月11日735系:交流型通勤電車


        

※735系:交流型通勤電車(JR北海道)
735系:交流型通勤電車

735系:交流型通勤電車735系:交流型通勤電車の詳しい説明です。

製造年:2010
編成規模:6両
受賞経歴:なし
配置会社:札幌運転所
(2020年現在)
最高運転速度
120km
130km(設計上)
主電動機(モーター):IGBT素子VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):シングルアーム式
主な運用路線
函館本線、室蘭本線、千歳線、札沼線
【解説】
 開発の経緯と現在:731系に続くJR北海道の通勤電車で、日立製作所が製造を担当。

車内はロングシートであり、客室レイアウトや先頭部デザインなどは731系をベースとしています。

ただし客室面では、731系に装備されていた収納式座席は廃止され、外観では側面については側面上部が狭まる731系に対して

735系は垂直に立ち上がっています。また床下を約10cm下げることで、乗降口のノンステップ化を実現。
また、制御装置はIGBT素子を用いたVVVFインバータ制御を採用、721721系:交流型近郊電車、731731系:交流型近郊・通勤電車733系733系:交流型近郊電車と併結運転が可能です。
 現在、札幌圏の通勤列車と千歳空港へのアクセス列車に使用されています。

 車両の特徴と車内について:車体については、これまで極寒冷地では使用実績の無かったアルミダブルスキン構体を採用。

そのために2010年に実質的な試作車として3両編成×2本が登場し、各種の試験を実施して2012年5月より営業運転を開始。

その後はステンレス車体を採用した733系が本格投入されており、735系の量産には至っていません。
JR四国の2600系2600系:JR四国気動車と同様に試作的要素が多い電車です。
乗降時間短縮のため、車内は全てロングシートで、スタンションポールで区分されています。これも731系と同様です。

 列車編成は、3両編成で、全て札幌運転所に配置されています。

かつては、区間快速(「いしかりライナー」)列車としての運用もありましたが、2020年3月14日ダイヤ改正で廃止されました。

【画像解説】
@ロングシート座席
A731系との連結の様子
B789系特急との出会い
(函館本線厚別駅)
@735系:普通座席のロングシートA735系:731系との併結B735系:789系特急を厚別駅で退避