最終更新日:2025年6月15日
※JR九州キハ66系:近郊形気動車
|
製造年:1974年
〜1975年 |
編成規模:30両
→2両 |
受賞経歴:1976年に鉄道友の会よりローレル賞受賞
|
配置区:長崎車両センター
(2025年現在) |
最高運転速度
|
95km
|
動力方式:ディーゼル:DML30HSH形
|
集電(パンタブラフ):なし
|
主な運用路線
|
元運用路線(長崎本線、佐世保線、大村線、篠栗線、筑豊本線など)
|
||
【解説】
|
開発の経緯:1975年山陽新幹線の博多開業に伴う、筑豊・北九州地区の輸送力増強用として製造されました。
車体は全長21.3m車幅2.9mと急行形気動車同等の大型車体で、2両1ユニット運用を前提で設計されたため片運転台を採用しました。 車内はデッキはなく、ドア両脇をロングシートとした他は転換式クロスシートです。(ロングシート隣接部と車端部は固定式)。 当時の国鉄車両で転換式クロスシート使用例は新幹線0系電車を除いて存在せず、急行形車両を凌駕する「新幹線並みの設備」でした。 冷房装置も通勤形・近郊形電車で実績のあるAU75形集中式冷房装置を車体中央部屋上に各車1基搭載しています。 電化開業後は、長崎・大村地区へ転属しました。 その後、ワンマン運転対応やリニューアル工事を実施、大村線、佐世保線の「シーサイドライナー」の運転にも投入されていました。 他の転換式クロスシートの車両については、座席のご紹介をご覧ください。 |
||
【画像解説】 @クロスシート A動力台車 (DT43) Bシーサイドライナー色 Cハウステンボス色 |
@![]() ![]() ![]() ![]() |