「ふーん。こわいね。水の中では息が出来るのかな」
「もちろんさ。それでね、小さな魚は固まって泳ぐのさ。ひとかたまりになって、大きな魚をびっくりさせるやり方さ」
「それとミツバチさんとは?」
「ミツバチさんに、その大群になってもらって、ハニーフウを谷まで運ぶんだ」

あまりにもスケールの大きさにみんなびっくりしました。そんなに蜂たちが集まるのだろうか。悪い奴に全部呑みこまれないだろうか・・・心配です。

「ヤマホタルブクロさんに、PRをお願いするのさ。ぱっと咲くだろう。その時に、一斉に大きな声で、叫んでもらうのさ」
「えっ、なにを」
「ミツバチさん、この『ゆうすげの丘』に住んでいるミツバチさん、全員集合して!」って。
「なにするの」
「まあ、いいから聞いてよ」

イボタノキは、得意げに話し出しました。

「何でも、海という池より大きなところが地球にあるんだ。そこには鯨とか鮫とか、大きい魚が泳いでいるんだよ。大きいってこの丘の半分くらいもあるんだ。勿論、小さな魚も一緒に泳いでいるのさ。大きな魚は、小さな魚を丸ごと飲み込むんだ。そんな大きな魚にも敵が居て、人間とかもその敵なんだ」

ホームページへ戻る
次ページへ
前ページへ