
イボタノキは、みんなからの情報を記録しました。
・悪い奴の名前は、ハニーフウ
・住んでいるところは、暗い穴の中
・蝶や蜂や虫を食べて生きている
・ハニーフウが住んでいた丘は、虫たちが居なくなる
・植物が枯れ、丘が死にかけている
・ハニーフウは、イノシシくらいの大きさ
・虫たちが好きそうな匂いを出し引きつける
・虫たちが喜びそうなお花の模様をしている
・朝早くは起きられない
・二時か三時頃から活動する
イボタノキは、これらの情報を分析し、何やらつぶやいている。
「こうすれば・・・こうなって。でも、こうすれば・・・こうならなくて。だから、悪い奴を退治してくれる人の広告は出さなくても僕が・・・」
イボタノキが、一生懸命考えている間にも、蝶や蜂や虫たちがだんだんと少なくなっています。
「ねえ、まだなの」と、ヤマアジサイが催促します。
「うーん、あと少し・・・うん、これならグッドだ」
そして、イボタノキは、ヤマアジサイやササユリやコオニユリに話すのでした。
