うろたえているうちに、7時きっちり、
「プルルプルル・・」と、電話が鳴りました。お母さんは、覚悟を決めて、サンタさんに変身です。
「サンタさんですか、ぼく、そら君です」
『メリークリスマス!わたしが、サンタクロースだよ』
「うわー、ママ。サンタさんだよ!」と、そら君はびっくりしています。
電話のそばで、そら君のお母さんも聞き耳をたてています。
『コホン。願い事があれば、言ってごらん』
「ぼく、良い子にしていますから、クリスマスプレゼントは、ミニカーがほしいです」と顔を真っ赤にしてお願いしています。
『そら君だね。じゃあ、優しい子になるのだよ』と、サンタさんに変身した、みか先生のお母さんは、電話をきりました。
そら君のお母さんは、一生懸命、願いを伝えた我が子をみつめ、
「そら、あなたはとっても幸運な子どもね。サンタさんとお話が出来たし、願いも伝えられたなんて、すごい!今夜は、ホットケーキを夕ご飯のデザートに付けちゃうわ。岡山のおじいちゃんお手製のはちみつを、たっぷりかけてあげるわね」
「やった!」
