2015年3月12日で運用を終了した、「トワイライトエクスプレス」の後継車両として制作したJR西日本のクルーズ用トレインです。
「美しい日本をホテルが走る。上質さの中に懐かしさを」をコンセプトで誕生した列車です。
10両編成で、展望車、3種類の客室、ロイヤルシングル・スイート、ザ・スイート(1両1室)とラウンジ、食堂車で構成されています。
1・10号車は、展望車で流れゆく景色を堪能できます。2・3・4、7・8・9号車は客室、5・6号車は、ラウンジと食堂車です。
展望車は、先頭部にオープン型展望デッキがあり、360度のワイド感ある後方展望を堪能できます。
オープン型ですので、前面展望は無理です。5時から23時までは、展望が楽しめますヨ!!
2016年に誕生。川崎重工製で、ディーゼル発電機にて発電した電力と、蓄電池の電力とを組み合わせて、三相誘導電動機を
VVVFインバータ制御により駆動させるシリーズ式ハイブリッドシステムを採用。要は、ディーゼル機関で走行する電車みたいな・・・・
車号は、キイテ87:展望車、キサイネ86:客車、キシ86:食堂車、キラ86:ラウンジカーとなっています。
動力(ディーゼル機関)は”キサイネ86”の客車以外の車両にあります。(4M6T)
京都駅、下関駅からの出発・到着になっております。
現在は、5つのコースがあります。1泊2日の工程は、山陰(下り・上り)と山陽(下り・上り)、2泊3日の工程は、山陽・山陰(周遊)
JR西日本の路線がクルージング対象ですが、九州、四国と北海道へも走行できます。
先代のトワイライトエクスプレスのように日本海の夕日、早朝の大沼公園、駒ヶ岳や北海道の雄大な自然を走行するシーンも見たいものです。
青函トンネルを走行する場合は、EH800型電気機関車に牽引される必要(無動力で客車扱い)がありますが・・・・
クルージングトレインで他JRに乗入れているのは、「トランスイート四季島」のみです。
JR東日本のクルージングトレイン「トランスイート四季島」
との出会いを今後期待しましょう!!