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キハ189系:JR西日本最終更新日:2021年5月12日キハ189系:JR西日本


※JR西日本キハ189系:気動車特急(「はまかぜ・びわこエクスプレス」)
キハ189系:JR西日本特急型気動車

キハ189系:JR西日本JR西日本:キハ189系気動車特急の詳しい説明です。

製造年:2010年
編成規模:21両
(3両編成x7)
受賞経歴:なし
配置区:吹田総合車両所
京都支所(2020年現在)
最高運転速度
120km(2両編成)
130km
動力方式:ディーゼル
(小松製:SA6D140HE−2形)
集電(パンタブラフ):なし
主な運用路線
東海道本線、山陽本線、播但線、山陰本線
【解説】
 開発の経緯など:JR発足当時、鳥取から山陰本線、播但線を経由して運転されている「はまかぜ」は、181系気動車を使用していました。

国鉄時代の1968年から製造されていた181系は老朽化も激しく置換えの時期に来ていました。

2010年に待望の新型の大出力エンジン(450PS)を1両に2台搭載した189系が運転を開始し、2012年までに181系を置換えました。

 車両の特徴:車体はステンレス鋼、先頭部のみ鋼製です。運転台は、181系に似た形状で少々丸みがあります。
車内は、普通車のみのシンプルな設備です。683系683系:先頭(貫通タイプ:普通車)電車に採用されている座席と同様の2−2列のリクライニングシートが並びます。
3両編成が基本ですが、乗客の波動に併せて6両編成で運転することもあります。2両編成での運転も可能です。

 現在運転の列車:「はまかぜ、びわこエクスプレス」の2種類の特急列車が運転されています。

「はまかぜ」:鳥取・浜坂・香住〜大阪、「びわこエクスプレス」:大阪〜草津(上りのみ:吹田総合車両所京都支所への回送を兼ての運用)

かにシーズンには「かにカニはまかぜ」が浜坂〜大阪間で運転されます。

山陰の日本海の眺望や山間部の景色などを堪能できます。余部橋梁を渡ります。現在は、鳥取から西(米子、松江方面)の運転はありません。

 製造は新潟トランス(鐵工)です。

189系という系列番号ですが、末尾の”9”は、旧国鉄時代であれば、信越本線の横川〜軽井沢間の碓氷峠をEF63型の電気機関車と

協調運転可能な車両に割当てられる番号でした。1997年10月の北陸新幹線の長野開業で同区間が廃止されたため意味をなさなくなりました。

【画像解説】
@普通車
A余部橋梁走行
@キハ189系:普通車の座席A189系:余部橋梁を走行