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285系:サンライズ出雲・瀬戸最終更新日:2021年4月18日285系:サンライズ出雲・瀬戸


※285系:サンライズ出雲・瀬戸(直流特急型寝台電車)
285系:サンライズ出雲・瀬戸

285系:サンライズ出雲・瀬戸285系:サンライズ出雲・瀬戸の詳しい説明です。

製造年:1998年
編成規模:7両編成×5
受賞経歴:1998年に日本デザイン振興会より
グッドデザイン金賞・ブルネル奨励賞受賞
1999年に鉄道友の会よりブルーリボン賞受賞
配置区:後藤車両所、大垣車両区
(2020年現在)
最高運転速度
130km
動力方式:VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):シングルアーム式
主な運用路線
東海道本線、山陽本線、宇野線・本四備讃線・予讃線(瀬戸大橋線)、伯備線、山陰本線
【解説】
 1998年7月10日から運転されている寝台特急型電車です。現在唯一の夜行寝台列車です。
 1967年製造の581(583)583系:「きたぐに」系以来、30年ぶりの寝台電車で、7両編成5本が製造されました。
3編成はJR西日本所有車(0番台:後藤車両所)、2編成はJR東海所有車(3000番台:大垣車両区)になっています。

東京〜出雲市・高松間での運転、途中岡山駅で、出雲市行きの「サンライズ出雲」と高松行きの「サンライズ瀬戸」を分割・併合します。

下りは、東京21:50発で、高松07:27着・出雲市09:58着、夜行列車にしてはかなりの高速です。
以前は、東京22:00発でしたが、2021年3月13日のダイヤ改正で21:50発になりました。(特急「湘南15」E257系:踊り子、さざなみ、わかしお、しおさいが22:00発)
上りは、高松21:26発・出雲市18:51発で、東京07:08着です。岡山や姫路からの新幹線乗り継ぎも可能です。

 下りの「サンライズ瀬戸」は、早朝に瀬戸大橋を渡りますので、瀬戸内海の早朝の景色を堪能できます。

上りも下りも滞在時間を有効に活用できる出発時間帯となっています。

 車体は、2階建て構造が基本で、高さも幅も車両限界いっぱいまで拡張しています。幅が2935mm、1両21m級車体の鋼体です。

松山までの延長運転を考慮して予讃線のトンネル断面に対応するため、パンタグラフは特殊な構造となっています。

1編成7両で、シングルデラックス(A個室)、サンライズツイン(B寝台個室2名用)、シングルツイン(B寝台個室1名用)、

シングル、ソロといったB寝台1名用個室やのびのび座席(カーペット敷きで布団あり)と多彩な設備があります。

シャワーも完備。ただしシャワーカードはすぐに売り切れとなりますので購入はお早目に・・・

 また、臨時で出雲市〜東京間での運転もあります。1編成7両での運転です。上下とも大阪駅で乗車可。(サンライズ出雲91・92号)

定期列車については、上りのみ大阪駅(00:33発)での乗車ができます。

【色々な設備解説】
@シングルデラックス
Aシングル:B寝台個室
Bソロ:B寝台個室(上段)
Cのびのび座席(下段)
Dミニラウンジ
@シングルデラックス(1人用個室)Aシングル(1人用B寝台個室:下段)Bソロ:B寝台個室C普通車指定席:のびのび座席(下段)Dミニラウンジ(3、10号車)