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701系:近郊電車最終更新日:2025年4月24日701系:近郊電車


          

※701系:交流型近郊電車(JR東日本)
701系:近郊電車

701系:近郊電車701系:交流型・近郊電車の詳しい説明です。

製造年:1993年
〜2002年
編成規模:268両
受賞経歴:なし
配置:JR東日本(秋田、盛岡、仙台)
、IGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道
(2025年現在)
最高運転速度
120km
主電動機(モーター):IGBTーVVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):菱形、下枠交差
シングルアーム式
主な運用路線
東北本線、常磐線、奥羽本線、羽越本線、田沢湖線、IGRいわて銀河鉄道線、青い森鉄道線など
【解説】
 開発の経緯と現在:東北地区の幹線電化区間の普通列車には、国鉄分割民営化後の1990年代以降も客車や急行形電車が

多数用いられていました。これは首都圏地区と比べて相対的な不採算路線であったため、新型車両を導入せずに

遊休化していた古い車両を転用していた場合が多かったようです。

これらの客車や電車の置き換えを目的として製造されたのが701系です。1993年から随時、導入されました。

2両・3両・4両編成を単位とし、これらを組み合わせ最大8両までの組成が可能で、編成の増・解結による柔軟な輸送力の調節を可能としました。

2両編成についてはワンマン運転に対応するため、整理券発行機などの各種対応機器を設置しております。

東北地区の気候に合わせて耐寒耐雪仕様で開発。側扉は両開き3ドアです。

車内の座席はロングシートが主流ですが、配置地区に併せてセミクロスシート(4人がけボックスシートとロングシート)を配置。

製造は、川崎重工業とJR東日本土崎工場です。製造時の状況に対応して、

0番台、100番台、1000番台、1500番台、5000(標準軌:田沢湖線用)・5500番台(標準軌:奥羽本線用)などの編成があります。
なお、他形式の併結は、719系とE721系E721系:近郊電車が可能となっていおります。(719系は、故障した際の救援時のみ)
 ◎現在の車両配置と運用線区

(1)仙台車両センター:100、1000、1500番台

東北本線:新白河〜一ノ関、岩切〜利府、常磐線:原ノ町〜岩沼など。

(2)秋田総合車両南秋田車両センター0、100、5000番台

羽越本線:鶴岡〜秋田、奥羽本線:新庄〜青森、津軽線:青森〜蟹田、田沢湖線(5000番台)など。

(3)盛岡車両センター1000番台

東北本線:盛岡〜一ノ関、IGRいわて銀河鉄道線:盛岡〜いわて沼宮内など。

(4)青い森鉄道(青い森701系):18両

青い森鉄道線とIGRいわて銀河鉄道線の全線

東北本線、青い森鉄道線:八戸〜青森など

(5)IGRいわて銀河鉄道線(IGR7000系):14両

IGRいわて銀河鉄道線の全線、青い森鉄道線:目時〜八戸、東北本線:盛岡〜北上など

【画像解説】
@田沢湖線の5000番台
A普通座席(ワンマン運転仕様)
B普通座席(ロングシート)
C普通座席(ロング+クロス)
D青い森鉄道の701系
EIGRいわて銀河鉄道の701系
@701系:標準軌5000番台A701系:ワンマン運転対応車B701系:通常のロングシートC701系:ロング+クロスシートD701系:青い森鉄道の編成E701系:IGRいわて銀河鉄道の編成