
『ブーン、わかりました。では、お礼にミツバチ特製の元気が出るパンを焼いておきます。おじさんは、ゆっくりおやすみ下さい。ブンブンブン』
おじさんはハチたちに追いやられ、眠さにも勝てず、ベッドに入って寝てしまいました。
うすい日ざしに、はっと目がさめたおじさんは、あわててパン工房に行きました。すると、あまーい、なんともいえない香りが、工房の中をただよっています。まるでお花畑の中にいるようです。
『ブーン、おじさんおはよう。パンを10個焼いておきましたよ。このパンを食べると病気もなおってしまう不思議なパンなの。おじさんが疲れたときや病気になった時にこれを食べてね。もちろん、賞味期限は永久だよ。でも、これって秘密だよ。では、ごきげんよう。ブンブンブン』
蜂たちは森へと帰って行きました。
おじさんは、びっくり。でも、心優しいおじさんは、ミツバチの言うことを信じるのでした。
そんな時に、ふたごのお母さんからの電話でした。そこでおじさんは、この大切なパンを、このふたごちゃんにあげたのです。
