
ビュウー ザーザー… ピカッ ゴロゴロ…
「わっ、すごい嵐だな。でも・・みんな私のパンを待っているだろうなあ」
パン屋のお店は、森をぬけたところにあるのです。
パン屋のおじさんは、「えい」と、気合を入れ、嵐の中を車でお店にでかけましたが、木の枝が風で折れ、あちこちに飛び、そこら辺りにカラコロ・ガタンゴトンといろんな物がころがっています。
車をはしらせながら、おじさんはまだ迷っています。
「どうしようかなー。やっぱり、みんな待っていてくれるだろうなー」
おじさんはやはりお店に行くことにしました。森の中を車で走っていると、目の前を大きな箱が飛んで行きました。おじさんは車を止め、箱が飛んで行った方向を見ていると、箱はいきおいよく川の中へ落ちてしまいました。
ジャボーン…
『ブーン。たいへん大変。みんな溺れ死んじゃうよ。
女王蜂さまも死んじゃうよ。ブンブンブン』
蜂たちが騒いでいます。
