「まあ、なんてすてきでしょう、お花さんこんにちわ」
お花たちも 「おばあさん、会いたかったわ、そのワンピースとてもお似合いよ」
「ありがとう、・・・・」と言いながらおばあさんは、花たちの間を歩きまわっています。
しばらくすると、空が真っ黒になり大粒の雨が降り出して来ました。
「あら大変、木の下で雨宿りをしましょう」
お婆さんが近くの大きな木の下に行くと、
「突然の雨ですね、大丈夫ですか」
男の人の声がしました。
「あら、・・・ご一緒させていただいてよろしいですか」
「どうぞ」 男の人はにこやかに木の下に招きいれてくれました。 あたりが明るくなり始めたころ、男の人がおばあさんのワンピースを見ながら、
「あなた、確かワンピースに花柄がありませんでしたか」
「あら大変、私のお花たちどこへいったのかしら」 おばあさんのワンピースは真っ白になっていました。
「あら、どうしましょう・・・」と涙がでてきました。 「雨がやんだら僕も一緒に探してあげましょう。だから泣かないで」
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