北極にちかい、アラスカの大地のかたすみに、『クジラの唄がきこえる村』と呼ばれる、小さな村がありました。

コツビュー湾の、このあたりは、一年の半分は、雪と氷におおわれてしまい、真冬になると、マイナス4、50度にもなる、きびしい自然の土地がらです。

村では、イヌイットの人たちが、海や山で狩をして暮らしていました。
    創作絵本・紙芝居 くじらの唄がきこえる村ーーー北の海のおくりもの
                  作:文・やまぐちぶんいつ、絵・やまぐちさち子