某テレポート魔術師の呪い、目下継続中!




124/バスタイム





「っかー!!今日も良く働いたぜ!!」
最近俺は良くパーティに入っている。
と、いうのも独占欲丸出しのゲドがリーダーだからだ。
俺を近くに置いておかないと不安だとかなんとか。
いや、別に不満はねぇ。
連れて行ってもらえりゃぁ金もアイテムも稼げるしな。
しかも他のパーティメンバーもいるから大分楽できる。
その点で俺は外に行くのは大好きだ。
元々部屋に閉じこもってるのなんか性にあわねぇ。
それに今俺とクイーンは城内でも目立っちまう存在だから、外にいるほうが気がまぎれてイイってもんだ。
まあクイーンの奴は然程気にしていないようだけどな。
寧ろ女にもてて嬉しいんじゃねぇのか。
そういやその所為でエレーンがご機嫌斜めだったな。
うん、まあとにかくだ。
俺は今日も良く働いてくたくただ。
女になってから剣が重くてよォ、直ぐに疲れちまう。
ゆっくり風呂にでも入って、寝てぇなぁ・・・なんて思ってても多分ゲドの野郎に邪魔されるんだろうが。
兎にも角にもゲドがシーザーに報告に行っている今がチャンスだ。
俺は着替えを手に階段を駆け下りた。
それにしてもこの風呂は何時来ても広くていいな。
がらっと男湯を空けると誰もいない。
ラッキー!貸切だぜ!!!
ばさばさと服を乱暴に脱ぎ捨て浴場に入る。
船改造して作ってあるから露天風呂なんだよな。
ざーっと頭から湯を被って、湯の中に入っていく。
あうぅ・・・気持ちいいなぁ、このまま寝ちまいそうだ。
ゆっくり肩まで浸かってぼんやりと空を眺めていたらがらっと音がして誰かが入ってきたみたいだった。
振り返ると、そこには12小隊の雑用――エースの姿が。
「おぅ、雑用じゃねぇか」
手を軽く上げて声を掛けたらぎょっとした顔をしやがる。
人の顔見てその反応・・・失礼な奴だな。
「デューク・・・!?お前なんでこんなとこにいるんだよっ!!」
「はぁ?ここは共同の風呂だろうが。俺が入っちゃいけねぇって法でもあンのかよ」
雑用の言い方にちょこっとだけむっと来た俺はじろりと睨みながら言葉を返す。
ここが風呂じゃなかったら紋章を見舞ってやるところだが、水があるところで雷の紋章はヤバイ。
かく言う雑用は俺の方にそろりそろりと寄ってきて。
「んな法はねぇよ。でもなぁ・・・お前、危機感なさすぎやしねぇか・・・?」
「は?」
「ていうか・・・堂々と男湯入ってたら犯されても文句は言えねぇと思うんだけどよ」
じいっと俺を覗き込む雑用の視線と言葉ではっとした。
そうだ、俺今女だっけ・・・・・・・・・・・・・。
慌てて俺は両手で放り出してた胸を覆った。
「完全に忘れてたんだろ?」
ニヤニヤ笑いながら雑用の目が俺の体を這い回る。
ああ、思いっきり忘れてたぜ。
「結構良い体してんのな、お前。毎晩大将にヤられまくってんだろ」
「・・・テメェには関係ねぇだろ・・・」
気まずい質問にふいっと目を逸らす。
どうせこいつの部屋は俺とゲドの近くなんだ。
聞こえてるに決まってる。
毎晩毎晩俺は嫌って程はしたない声を上げさせられてるんだからな。
ふと雑用の手が胸を覆っていた俺の腕を掴んで引き上げた。
ざばっと水音がして俺の右手が雑用の左手に拘束される。
「っ!?おい、何しやがんだよ・・・っ」
「減るモンじゃないんだからいいだろ。ちょっと見せろ」
「あ、阿呆か!!!!何考えてやがる・・・っ」
畜生・・・、こいつにも力じゃ敵わねぇ。
非力な腕が憎らしかった。
雑用の野郎はケダモノじみた目で俺の体を観察してやがる。
元男だから恥ずかしくない筈だとか思うなよ。
これはこれで十分恥ずかしいし、何より気持ち悪ィんだ!
男に見られておっ勃てられてみろ。
そういう対象としてみられるってことなんだぜ。
俺をそういう対象として見ていいのはゲドだけで、他の男にそんな風に見られても気色悪ィだけだ!
しかし雑用の奴は無遠慮にじろじろと俺の体を眺め回しやがる。
心なしか・・・息が荒くなってるような・・・?
「おい!!!もういいだろ!!!離せよっ!」
「いや、まだ肝心のところを見てねぇんだって」
ニヤニヤ笑いながら俺の腰に空いた右手を回してくる。
その手がつるっと俺の尻を撫でたかと思うと、そのまま腕を俺の尻の下に押し当てひょいっと俺を持ち上げた。
「だぁぁっっ!!テメェっ!!!!」
「うわ!マジかよ・・・」
雑用の視線が湯から引きずり出された俺の下腹部に集中する。
際どいところを見られねぇようにぴっちりと足は閉じてるけど・・・畜生、見られた。
「つるんつるんじゃねぇか。可愛いことになっちまったなぁ・・・!」
「うるせぇうるせぇ!!!大体テメェなぁ!嫌がる女にむりや・・・り・・・・・・・・・・・」
俺は雑用の後ろの人影を見て言葉を失った。
さーっと俺の体から血の気が引いていくのが感じられる。
「おい、何だよ。はっきり言えよ」
「・・・げ、ゲド・・・」
「そうか、ゲド・・・・・・えっ!?た、大将!?!?」
弾かれたように雑用も振り返る。
そこには真っ黒な威圧感に怒りの色を含ませて立っているゲドの姿が。
ものすげぇ・・・怒ってる。
垂れ流しになっている怒りオーラが目で見えるようだ・・・。
「・・・デューク、探したぞ」
押し殺したようにぽつりというゲド。
やべぇ・・・超怖ェ・・・。
ずかずかと着衣のまま浴場に入ってきて恐怖に固まる雑用の手から俺の腕を奪い取った。
服が濡れるのも構わすに俺を抱き寄せて腕を見る。
大分強い力で拘束されてたみたいだ。
雑用の手型が赤くくっきりと残っちまってる。
「・・・」
それを見て取ったゲドの表情がますます険しくなって、俺はますます恐ろしくなった。
「っ・・・ゲド・・・」
無言のままゲドはその赤くなった部分を舐める。
雑用に見せつけるように丁寧に、だ。
うわぁ・・・滅茶苦茶恥ずかしい。
呆けたような雑用の視線が痛いんだけどよ・・・。
暫くしてゲドが俺の腕を解放すると、雑用の方を軽く見て一言。
「・・・明日の外回り、背後には注意することだなエース」
そういって俺を抱き上げると浴場を後にした。
雑用のやつ今晩は怖くて眠れねぇだろうなぁ・・・いい気味だぜ。




服を着るのもそこそこに俺はゲドに抱かれたままで部屋へ戻ってきたが・・・。
その間の沈黙が、まァ気まずくてよ。
部屋に着いたらぽんっと俺をベッドに放り出して、無言のままで上着を脱ぐんだ。
「・・・ゲド・・・怒って・・・る、よな・・・?」
「・・・・・・・・当然だろう。・・・何故あっちの風呂場へ行ったんだ」
「いや・・・その、自分が女になってることすっかり忘れててよ。ホントだぜ!!・・・忘れてなかったら、行かねぇよ」
あわあわと言い訳するがゲドのオーラはこんなもんじゃ収まりそうにねぇ。
まあ・・・当然っちゃぁ当然だな。
俺だってゲドが他の男にジロジロ裸眺め回されてたら滅茶苦茶怒ると思うし・・・ってこれはちょっと違う気もするケド。
じろっと俺を見る目が怖くて視線を逸らす。
ゲドは小さく溜め息を吐いて。
ベッドの上で小さくなっている俺にゆっくり近づいてくると俺の服を捲り上げる。
「っ・・・!」
突然のことに驚きはしたが抵抗はしない。
流石に今のゲドに抵抗できる程、俺の精神力はなっちゃいねぇんだ。
「・・・何処を、見られた」
「え・・・」
するすると俺の服を剥ぎながら問われる。
何処って・・・殆ど、全部じゃねぇ?
ゲドの指がぷにっと俺の胸に少し埋まる。
「ココは?」
「・・・見られた」
素直に答えると、ゲドの顔が不機嫌そうに顰められる。
いやそんな顔するけどよ、他に如何答えろって言うんだよ。
「っあ・・・」
ゲドの手がやらしいタッチで俺の乳房を撫でては揉む。
「っうぅ・・・ぁン・・・っ」
体の力が抜けて俺はゲドの方へ倒れこむ。
そうなるとますます俺の胸がゲドの手に押し付けられる格好になっちまうが、体を支えてられねぇ。
「ん、は・・・ゲド、ゲド・・・」
ゲドの唇が俺の耳を軽く舐めて、ぞわりと背が粟立つような感覚を覚えた。
だんだん硬くなっていく乳首を摘み上げられた。
「んっあぁぁ・・・っ」
図らずも声を漏らしてしまい頬が熱くなる。
ゲドの手が意地悪く俺の腹を撫で回し始める。
「・・・ココは?見られたか?」
「み・・・られ、た・・・はぁ、ァ・・・」
ていうかもっと下の方まで見られちまったし。
今俺がガキみたいな下半身してることばれちまったし・・・畜生!!
「あっ、ゲド・・・あ、あぁぁ・・・もっと・・・」
すりすりと下腹を撫でさすられて自然に足が開いちまう。
もどかしくて腹が震える。
もっと直接気持ち良くなるところを触ってほしいなんて。
嗚呼、俺は全くどうしちまったんだろう。
「もっと、か。いやらしい体になったものだ」
すうっと目を細めて、口では俺を責めるがその表情は・・・。
俺をこんな風にして滅茶苦茶満足ですって顔してやがるぜ。
「お前がエースを連れ込んだのではないだろうな」
「な・・・違・・・っそんな、こと・・・あっあっ・・・!」
意地悪い指先が下に下りてきて、俺の内股とか割れ目ギリギリをなぞってやがる。
ゲドの言い草に抗議したいが、喘ぎがソレを邪魔して満足に喋ることも出来やしねェ!
「ココを見せてやったか?」
にゅるっとゲドの指が俺の中に入ってきた。
優しく割れ目の上のほうを突つかれる度に俺の腰が震える。
痺れるような甘い刺激が下半身を溶かしちまいそうだ。
「少し触られただけではしたなく涎を垂れ流すココを」
「やっ・・・あぁ・・・ん、しねぇ・・はぁはぁ・・・そんな・・・あっあぁぁン・・・っ」
最近思うが俺は相手がゲド限定のマゾかもしれねぇ。
意地悪いことを言われるだけでイっちまいそうなほど感じるんだ。
さっきからゲドに言われる不当な物言いを、俺の体は素直に快感に変換しちまう。
「口ではなんとでも言える」
ニィっと笑ってゲドは指を離した。
べとべとに俺の粘液がからんだそれをべろりと舐めながら俺の上に被さってきた。
そして既に十分勃起しているモノを俺の脚の間に押し付ける。
「あっあっ・・・やぁ、ゲド・・・っあン・・・っあぁぁ・・・」
そのまま入れるのではない。
押し当てたまま何度も腰を動かして、勃起の先で俺の女芯を何度も突付くんだ。
「はぁぁ・・・ぁあ・・・嫌・・・、ゲド、やだって・・・あんっ、はぁ・・・ン・・・っ!」
「嫌か。では言え。誰の何がほしいか」
俺に言葉を求めるゲドの声は掠れて更に低い。
くそ、俺に興奮してるだなんて堪らねぇよ。
疼いちまうだろ、下半身が。
「あっ・・・ゲドの・・・ンっ、ゲドのチンポ・・・っ入れてくれ・・・!」
「・・・ふ、良く言った」
満足そうに笑うとゲドは俺の足を抱え上げ、ずぶりと一気に貫いた。
――ぐじゅぐじゅ・・・っ
「っあぁぁぁぁあぁぁっっ・・・!!!」
その刺激で俺の背がしなる。
やべ、イっちまった。
ゲドにも勿論分かったみたいで。
「・・・早い。そんなに感じているようでは先は長いぞ」
なんて含み笑いで俺の体を揺すっている。
俺はというと、イっちまった余韻が冷める前にゲドに揺すられてまたしても昇り詰めん勢いだ。
ああ・・・マジで長い夜になりそう・・・。
少し気が遠くなる思いがした。









――ピシャン!!!
本日何度目だろう。
ゲドの雷が狙いを逸れてエースに当たりかけるのは。
「大将、今日は調子が悪いのぅ。さっきから外れてばかりじゃぞ」
「・・・昨日あまり眠れなかったからか、少しな。すまんな、エース」
なんでも無いように声を掛けるゲドにエースは引きつった笑みで答えている。
俺はそれを恐ろしい思いで見守っていた。















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やっべぇ。何がやばいってエースの喋り方忘れてるよ。
エースってどんな風に喋ってたんだろう。嗚呼。
最後の言葉・・・伏字にしたらすげぇ興ざめなので敢えてそのまま・・・・・・・・・・(土下座)
うちのゲドはそういう人なので・・・。