FACES名盤

OOH LA LA / FACES
バンドとしてのスタジオ盤としては、4作目の「OOH LA LA」が最後となってしまった。正に彼らの最高傑作。当時ヴォーカルのロッド・スチュワートはソロで別のレコード会社と契約し、平行してソロアルバムを発表しており、そちらのソロ作品4枚分のレコーディングもほぼフェイセズのメンバーで行われた。なので当時バンド活動がたった5年間だったが、この間にライブ盤1枚を含め9枚のアルバムを発表したことになる。短い間に大きく走り抜けたバンドだった。話を戻して前作の馬の耳に念仏というアルバムが、商業的には一番売れたが、この作品にはロッド・スチュワート、ロン・ウッド、ロニー・レイン、イアン・マクレガン、ケニー・ジョーンズ5人それぞれのメンバーの個性が、うまく融合され肩の力が抜けたロックに見事昇華されています。かれらの名盤であるだけでなく、70年代ロックを語る上で、非常に重要な作品であるといえると思う。
そんないろんな個人的思いも含めて、お店の名前をアルバムから頂戴しました。


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