SAM COOKE名盤

THE HARLEM SQUARE CLUB LIVE / SAM COOKE

紹介させていただくのは、世紀の天才ソウル・シンガーのライブ盤。“ソウル・ミュージックの父”と呼ばれるサム・クック。1950年代に活躍したゴスペル界初のティーン・アイドルで、ソウルシンガーの草分け的存在。クックに影響を受けてないソウルシンガーはおらず、あのオーティス・レディングも自らが敬愛しているシンガーとして、真っ先に彼の名前をあげています。活動の絶頂期にあった33歳の時に、安モーテルの支配人で黒人中年女性バーサ・フランクリンに射殺される。真相は不明で、同宿していた女性を追いかけてて、フロントで撃ち殺されたとの説。享年33歳という若さで、早すぎる死が悔やまれます。このお薦めする「THE HARLEM SQUARE CLUB LIVE」は、今迄数多くのライブ盤を聴いてきましたがこれほどの衝撃と感動を覚えたライブ盤はありません。彼のスタジオ録音盤を聞いていて、そのイメージでこのライブ盤を初めて聴いた時、ぶったまげました。天才の天才たるゆえんがわかります。ロッド・スチュワートの歌唱スタイルが、サムに影響を受けている事が、非常に顕著に現れています。正に史上最強のライブ盤です!これ以上言葉はいりません。是非、聴いていただきたい。



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