Love & Peace Inside?   副教会長


 
ここのところ、連日のように痛ましい事件を耳にし、みなさんの中には命や平和などのことについて、思いを巡らせている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

わが家では先月、四年半程飼っていた二羽のインコのうち一羽を亡くしました。私ももちろんさみしいですが、遺された一羽が本当にさみしそうでいたたまれない思いです。そんな中でも今までのお礼をさせていただくとともに、小さな命の重みを改めて感じさせていただき、そして飼い主としてこの小さくても重い命に対して、しっかりと責任を果たしていたのか、正しく向き合えていたのかを自分に問いはじめています。

槇原敬之さんが作った「Love & Peace Inside?」(ラブ アンド ピース インサイド?)という歌があります。歌詞はあえて書きませんが、愛と平和を願う歌詞です。平和平和と声高に言う一方で、身近な人と些細なことで言い争いをしたりするのでは、本当に平和を願っている人のすることではない。愛と平和は、洋服のように自分の気分で脱いだり着たりするものではなくて、いつも心の中にあるべきものだから、いつも自分が人の笑顔を奪っていないか、いつも心の中に愛と平和があるか自分に問い続けていこう。自分がそんなふうに変われば同じように世界も変わるから…。そんな歌です。私が印象に残った部分を私なりに解釈したらこうなりました。
世界平和を祈るということはとても大切なことだと思います。しっかり祈らせていただいて後は神様にお任せすればいい。そう思います。神様に祈らせていただくと同時に自分にできることを槇原さんの歌詞から教えていただきました。人から笑顔を奪うことのないように、自分だけでなく人も「うれしく たのしく ありがたく」生活していけますように、祈らせていただきながら自分に問いかける生活を送りたいと切に思います。



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