近藤藤守先生百年記念祭   教会長

平成29年1月28日[土]午後1時から
「教祖(みおや)をいただき 師とともに歩む 
 〜近藤藤守 霊神(みたまのかみ)となりて百年 ご信心のみ手振りにふれし わが生命(いのち)の中に甦れ〜」

との願いのもと、難波教会初代、近藤藤守先生百年記念祭が、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で、
盛大かつ厳粛に執り行われました。
 4年半にわたる準備委員会の取り組みの中、委員の先生方の企画力、また祈りが結集された、世紀の祭典だったと、
今なおさめやらぬ感動に震える思いです。
 上野・小阪の両教会長とともに、私は教師受付のご用に当たらせていただきました。全国はもとより、アメリカのシアトル、
サンフランシスコ、カナダ・バンクーバー教会からの参拝もあり、藤守先生の信心が海を越えて伝えられていることを改めて
感じました。
 昨年夏ごろ、委員の先生から「名張の悠人くんに、藤守先生ご霊璽を納める『御輿』の担ぎ手のひとりとしてご用してもらえないか」
との依頼を受けました。本人に伝えると、すぐに快く受け入れてくれました。さらに年末、祭典まで1ヶ月となった12月28日、委員の
先生からまた電話があり「委員会で、御輿の前を覆う『御帳』に、藤守紋を刺繍しようという話になってるんですが、名張に紋の刺繍
をしてくださるご信者さんがいらっしゃると伺いました。お願いしてもらえるでしょうか」とのこと。さすがにあと1ヶ月、しかも2千人近い
人が拝む御輿の御帳の刺繍…いやいや、これは大変なことを頼まれたなあと思いつつ、丸山郁さんにお願いしました。
 思案の末、受けてくださり、ひと針ひと針心をこめて、縫ってくださった刺繍は、見事なものでした。
「丸山さんが編まれた藤守紋を、悠人が担いでいる厳粛な場面を、参拝された名張のご信者さんが目の前で拝しておられる」。いても
たってもいられなくなり、受付のご用を交替してもらい、「保護者参観」さながらにその場面を見せていただき、感激に涙あふれる思い
でした。
 上野・小阪・名張の「藤守先生のご信心」を受け継ぐみんながご用し、参拝のおかげをいただいた世紀の祭典。藤守先生、ありがとう
ございました。


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