色々あってもありがたい  近藤佐枝子

 八月の末、ひとりで運転して名古屋に行くことになった。今までは遠距離を運転する時といえば、教会長の代わりにひと区間だけだったりで、その時も必ず隣に教会長に乗っていてもらっていて、一人での長距離運転は極力避けていた。

 究極の緊張の中の運転だったが、そんな中でも色々なところに神様を感じることができて、トラブルに巻き込まれることも、イライラすることもなく、スムーズに帰ってこれたことがとてもありがたいなと思った。

 でも、生活の中にはイライラして腹が立つことがたくさんあって、ついつい感情にまかせて態度に出してしまうこともある。
 その度に反省して、極力長引かないようになってきたのもありがたい。たとえ相手に原因があったとしても、イライラしたり態度に表したりするのは、自分の器の小ささが原因だからと思えるようになってきたのも、このお道にご縁をいただいて信心の稽古をさせてもらっているおかげと思えた。

 具体的には書かないが、ここ数カ月活動的に動いて、楽しいことも嫌なことも悲しいこともあり、色々な感情を刺激することが多かった。そんな中で、その感情を呑みこんで受け入れていくことで、自分にとっての成長になっていけばいいなと思った。

 そして、色々あることは神様からみれば私にとっての必然。そしてチャンスなんだと思う。とポジティブに受け取って、信心の稽古に励みたいと思った。

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