元気な一年でありますよう    教会長

 明けましておめでとうございます。本年も「和らぎ」をよろしくお願いいたします。

 自身の昨年を振り返ると、まさに「光陰矢のごとし」の一年でした。まずは二人の子どもとともに参加した沖縄遺骨収集。初参加の次男にとっては何よりの体験でした。
 震災の時、電車に乗っていて揺れに全く気づかず、教会に帰ってテレビをつけた途端の衝撃映像。いったい何が起こっているのか、理解に苦しんだ3月11日でした。以降、何かと心が重たい感じで日々を過ごしました。
 4月から、名張中学校のPTA会長のお役をいただき、忙しさが増した中、また地元の方々との新しい出会いもあり、ありがたいご用であると思わされました。もうあと三ヶ月、頑張らねば。
 7月には、玉水の親先生からのお誘いで、被災地石巻市へ奉仕に出向かせていただきました。眼前に広がる被災地の光景に、思わず涙が溢れるとともに、自分は何をさせてもらうべきなのか、考えさせられました。
 11月、母の実家の教会で執行される110年記念祭へ参拝。半年前、前の教会長である伯父の帰幽に遭い、高齢の伯母が後を継いで、心温まる記念祭が仕えられました。
 12月、難波若先生より「『藤なみ』の編集長のご用を受けてもらえませんか」とのご依頼。私が多忙な身をご承知で言ってくださっていることをいたく感じ、また大きな責任がある役目を仰せつかり、もったいなくもありがたいことと思わせていただき、受けさせていただくことにしました。
 この間、教会ご用はもとより、学校のご用もつつがなくつとめさせていただけたことは、本当にありがたいことと思わせていただいております。

 さて今年は、昨年立ち上げた準備委員会から、名張教会90年記念祭奉迎委員会が活動を開始します。力の足らない教会長、副教会長をどうか皆さんのお力添えでもって支えていただき、来年11月30日に向けて、ますます元気な名張教会になるべく、盛り上げてくださいますよう、お願いいたします。
 
                        

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