沖縄日記'23 その1

那覇空港では、例年のようにキャンプを張る球団旗の列がお出迎え野球わがタイガース軍団とは、空港で行き違いのニアミスだったと思いますわーい(嬉しい顔)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

私にとって3年ぶりの「遺骨収集奉仕」に、今年は息子二人を連れて参加できました。二人とも学年末考査の直前やのに、なんと非常識な教職に就く親だことげっそりげっそり

今日は昼過ぎに、主催の金光教那覇教会に参拝のあと「南風原町立南風原文化センター」を見学。三年前に公開されるようになった「沖縄陸軍病院南風原20号壕」に入りました。長さ70メートルの真っ暗な細い当時のままの壕に、かつて、百人以上の傷病兵が横たわり、ひめゆり学徒隊の看護を受けていた場所です。ランプ一つの明かりの下で、手足の切断手術を麻酔なしで施していたとのこと。痛みに叫びのたうちまわる兵士たちを、必死でおさえつけていたそうです。しかもお盆に乗せられた、切断した手足を処分するのがひめゆりの少女たちの任務だったこと。今もこの地域の周囲の壕や、山林には66年前に亡くなった方の遺骨が散逸したままだそうです。
初参加の次男には、十分すぎるほどの予習になりました。

明日はいよいよ南部の山で、ご遺骨の収集作業に入ります。
心をこめて作業にあたりたいと思います。
明後日の日曜日には、沖縄県立芸術大学に通う、かつての教え子が三人、参加してくれることになっており、心強いかぎりですほっとした顔

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