最近の素朴な疑問 〜せやからどないやねん?

 

 私は何かにつけて、素朴な疑問を持ってしまう。幼い子どもが、親に対して「なんで?」の連発で問いかける、あのパターンに近い。ということは、私の成長はどこかで、子どものままで停止しているんだろうか。
 まあそれはともかくとして、最近疑問に思うこと。近鉄電車に頻繁に乗る私は、この春から車内放送や、駅構内放送の激変に気づいた。駅名の呼称が変わったのである(というより、より正式に呼ぶようになったというべきか)。たとえば、名張駅から大阪に向かって急行電車に乗ると、従来は「〜、桜井、八木、高田、五位堂、国分、布施〜」だったのであるが、3月頃から、「〜、桜井、大和八木、大和高田、五位堂、河内国分、布施〜」という具合に、旧国名を冠した駅で、今まで省略されていたものが、正式に呼ばれるようになった。これは近鉄全線に渡ってそういう形になった模様で、私の実家がある付近では、連続して「〜河内永和、河内小阪〜」という具合になっている。遠方から近鉄に乗車される人へのサービスなのか、意図はわからないが、個人的な意見として、非常に煩わしい放送になったというのが、率直な感想である。だからといって、そういう放送になったことに反対してるわけでもない。中にはわかりやすくなった、という方もいらっしゃるだろうし、元々の正式な駅名呼称にしたわけなので、何ら問題にすることはないのである。にしても、なぜ急にそんな風に変えられたのか。わざわざ近鉄に聞くほどもないので、素朴な疑問としてとどめておく。

 素朴な疑問番外編。今年もプロ野球ペナントレースが開幕した。わが岡田阪神は、まあまあの滑り出しであるが、昨年の快進撃からすると、いささか物足りない気もする。それにしても、なぜキンケードを三番で使い続けるのだろうか。昨年のオーダーで行くわけにはいかないのだろうか。私としては、今岡〜赤星〜金本のラインは、まさしく史上最強の1、2、3番と思うのだが。ここをそろえれば、4番は誰でもええがな(ってわけではないが、浜中、アリアス、桧山、片岡など)、って思う。契約上、キンケードを起用することが避けられないなら仕方ないのかも知れないが、早く昨年のような猛虎になってほしい。まあもっと不思議なのは、史上最強打線と言われる読売打線であるが(笑)。