縁・援・円・燕(えん・えん・えん・えん) 教会長  

 11月の生神金光大神大祭において、「縁・援・円」という講題でお話をさせていただきました。
私にとって、激動の一年だった令和3年。3月末で、30年あまりお世話になった関西金光学園を「卒業」させていただきました。学院を出て1年あまり経った平成2年、当時学園の理事をされていた、前天下茶屋教会長からお話をいただき、4月に浪花女子高校に着任しました。「和らぎ」でも以前書かせていただきましたが、前天下茶屋教会長と私は誕生日が同じ。私の「正明」の名前の由来は、先生のお名前を一文字いただいたそうです。その天下茶屋教会に、先月、大祭講師としてご用のおかげをこうむりました。
その天下茶屋教会の現教会長夫妻は、副教会長の学院同期生。色んな経緯から天下茶屋教会のご用に着任されましたが、想像もしなかったご縁でした。

昨年12月に、25年間お世話になった金光八尾に「卒業」を願い出ました。学校長は慰留してくださいました。今年3月末まで教員の皆さんには伏せていましたが、公表した際は皆さんが惜しんで下さり、そのことも私にとってはこの上なくありがたいことでした。金光八尾でも、不思議なご縁がたくさんあり、今も切れることはありません。とにかく感謝感謝、感謝につきます。。

 4月から名張市立の中学校でお世話になっていますが、信じられないぐらい奇跡的な人々とのご縁の中、ご用の中身が決まっていきました。新天地でも人に恵まれ、ありがたい限りです。プライバシーにかかわるので、抽象的な表現しかできませんが。以前の巻頭言で使ったことのある「偶然?必然?ご神縁!」を、心から感じます。
ご「縁」で結ばれ、「援」(たす)けられ、人との関係が「円」(まる)くなる。これからは、もっとご縁のある人を「援ける」人になれるよう、おかげを蒙りたいと思います。

最後の「燕」(えん)は、日本一おめでとうの意味で付け加えました(^o^)。



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