『和らぎ』300号のあゆみ  教会長
  

 平成4年9月、教会誌の発行を願って話し合いが持たれ、翌平成5年1月から、『和らぎ』という名称で、名張教会だよりの発行がスタートしました。以来25年、2度の記念祭合併号を除き、毎月発行のおかげをこうむり、300号を迎えることになりました。ようもようもここまで続けて来られたなあと、感慨もひとしおです。
 キリ番号(100号は平成13年4月号、200号は平成21年9月号)に、「あゆみ」を掲載し、約8年ごとの歴史を振り返りました。ここで、201号からの8年間を振り返ります。
@連載物
 今は亡き、兵庫県川西教会長、平本行雄先生の書き下ろし、「信心笑話」を連載。また、不定期で、金光教公式ホームページから「金光教WEB展示室」と題して、教祖様の遺品やご本部の建物などを紹介しました。
 現在は、220号から連載している、前日本橋教会長、畑 ト(やすし)先生著、『神様といっしょに』です。まもなく最終回となり、次の連載物を考えています。

A出来事
 214号(H22.10)で、信徒の中西みつさんが106才の誕生日を迎えられ、名張市最高齢者として、亀井市長の表敬訪問を受けられた記事を特報掲載しました。その後、平成24年7月に、108才で大往生を遂げられました。当時は、三重県最高齢者になられていました。みつさんをしのび、100号台に掲載した「おばあちゃんの話」を、翌号より再連載しました。

 222号(H23.5)で、開教90年記念祭奉迎委員会発足を知らせています。234号(H24.11)から、記念祭カウントダウンが掲載され、記念祭奉迎の機運を高めていきました。教会でも、カウントダウン日めくりを作成し、信徒のみなさんから、「毎日のことば」を募集し、掲げました。その間、東日本大震災の発生に心を痛め、日々のご祈念で「復興祈願詞」を奉唱するようになりました。今日も継続しています。

 252号(H25.12)は、90年祭記念号。16ページの特別編集で、名張教会の歴史、親先生・信徒の祝辞などで賑やかな号となりました。
 その月末、小阪教会3代教会長、近藤和明先生の帰幽に遭いました。

256号(H26.4)では、前月に開催された「第1回名張和らぎ落語会」開催の様子を伝えています。毎年開催は実現できていないのですが、第2回を27年11月23日に開催(276号に詳報)、第3回は30年2月25日(日)に開催します。地域の方に喜ばれる企画を色んな形で実現できたらという願いを持たせていただいています。

 277号(H28.1)から、「今月のお誕生日」コーナーを新設しました。また、この年の月例祭から「誕生祈願祭」として、その月に誕生日を迎えられる皆さまのお名前を祭詞で奏上し、ここまでのお礼とこれから1年の健康無事を祈願させていただいております。

 290号(H29.2)で、難波初代近藤藤守先生百年祭の様子を詳しく伝えました。丸山郁さんが編まれ、御輿正面に掲げられた「藤守紋」、それを担いだ近藤悠人さん、感動の祭典でした。また、1月19日に帰幽された、当教会元信徒総代・責任役員を務めてくださった八幡輝明さんの訃報記事も掲載しています。

 29年2月17日の、教会役員任期満了・開始日をもって、信徒総代に、松浦健治さんに代わり、本田正幸さんが、責任役員に、近藤佐枝子先生に代わり、後藤隆昌さんが着任されました。

B400号へ向かって
 大きなことはできませんが、毎月こつこつと続けて来た『和らぎ』が、ますます皆さまの心和らぐアイテムとなれるよう、おかげをこうむってまいりたいと思います。また、370号を超える辺りに名張教会は開教100年を迎えます。大きな節目に向かって、信奉者皆さまのますますの大みかげと、教会のご比礼を祈念申し上げます。

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