開教100年に向かって 〜ここから〜  教会長 


  去る11月30日、開教90年記念祭が麗しく仕えられました。たくさんの方の笑顔が弾ける祭典と、直会宴に感動させていただきました。
 「和らぎ」記念号の上野親先生のご寄稿にもありましたが、このような盛大な祭典が仕えられることを、東町移転当時の30年前、誰が想像できたでしょうか。まさしく「人の思いぞ及ばざる」神様のはからいが、参拝された皆様の目の前で体現されたことでした。
 三重県教会連合会長、松澤光明先生が、祝辞の中で「例年のご大祭は、参拝者が神様にお礼を申し上げる祭典、記念祭は神様が参拝者にお礼をおっしゃってくださる祭典です」とお話しくださいました。
 「天地の心で語り合おう うれしく 楽しく
 ありがたく」の信心実践目標は、まさしくこの祭典で達成されたと思います。神様がお喜びになって、一緒に祭典を仕えられたことを実感できたことは、言うまでもありません。
 さて、ここから開教百年にむけて、在籍信奉者皆様がさらなる大きなおかげを蒙られ、教会が地域とともに発展していくことを新たな願いとして立てて行きたいと念願しています。
@教会施設改良完遂に向かって、教会長・在籍教師はもちろん、在籍信奉者一同が「私の教会、私の広前」という意識をさらに高めて取り組んでまいりましょう。
A教会がさらに地域社会と一体化し、地域に向けたはたらきや行事を展開したいと願っています。信奉者家庭の「信心の継承」の願いは言うまでもありませんが、地域の人々の助かりや幸せを、私たちひとりひとりの願いとして取り組ませていただきましょう。そして、教会参拝へのお手引きができる自分にならせていただきましょう。

 決して無理なことをせず、それぞれが「マイペース」を大切に、うれしく楽しくありがたい教会を作って行きたいと願っています。
 百年に向かっての、第一歩の年が始まります。どうぞこの一年、健康で明るい年となることを、心より祈念申し上げます。

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