増築は、そのことによって敷地全体が魅力的なものになることが大切だと考えています。既存住宅、駐車スペースを残したまま事務所併用住宅をつくることが与条件でした。残されたスペースは少なく、必然的に住居スペースへの圧迫が予想され、下記のことを考慮し設計を進めました。
・黒いボックスを浮かすことで必要な駐車台数を確保し、事務所の顔とすること。
・西側に勾配をとること、ボリュームを切り欠くことで住居への圧迫感を少しでも和らげること。
・切り欠いた部分を視覚的に開放的し、既存住居との新しい関係性をつくること
明快でシンプルな形状のボックスが、退屈で秩序のない街並みに多能性を生み、それが単なる箱ではなく、その場での活動がにじみ出てくるそんな空間を目指しています。
所在地 三重県名張市
主要用途 事務所兼用住居(増築)
建築面積 45㎡
延床面積 90㎡
規模 地上2階
主体構造 鉄骨造
設計 森本雅史建築事務所
竣工 2010.12竣工
写真 加納フォト
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