三重県のツキノワグマ

三重県のツキノワグマは、紀伊半島地域個体群に属し、その生息頭数は、紀伊半島全体で１８０頭前後と推定されます。 この個体群が、いつの時代に孤立したかは不明ですが、各地域で測定されたツキノワグマ頭骨の頭蓋基底全長をみると、紀伊半島は、東北地方や白山地域に比べ特に小さいと報告されています。 孤立後、長い間存続している個体群と判断され、貴重なツキノワグマ個体群と考えられています。

三重県のツキノワグマ分布状況の経年変化

全国のツキノワグマ分布

三重県におけるツキノワグマ捕獲記録

年度 1999 1998 1997 1996 1995 1994 1993 1992 1991 有害駆除 1 1 0 3 2 3 5 1 2 狩猟 0 0 0 0 0 0 0 2 1 小計 1 1 0 3 2 3 5 3 3 年度 1990 1989 1988 1987 1986 1985 1984 1983 1982 有害駆除 3 9 1 5 2 5 0 2 4 狩猟 3 2 3 0 0 3 0 1 0 小計 6 11 4 5 2 8 0 3 4 年度 1981 1980 1979 1978 1977 1976 1975 1974 1973 有害駆除 14 1 5 6 5 1 3 9 3 狩猟 0 7 1 4 1 1 2 1 11 小計 14 8 6 10 6 2 5 10 14 年度 1972 1971 1970 ＊1969年以前は具体的な資料がなく不明 （2001年度、三重県・鳥獣統計） 有害駆除 1 5 6 狩猟 8 4 14 小計 9 9 20

１）該当の町村 　　データーがないので確かなことはわからないが、奈良県境の台高山脈周辺での捕獲と思われる。 ２）捕獲場所ーーーーーーー不明 ３）捕獲方法ーーーーーーー檻、銃器 ４）捕獲日時ーーーーーーー不明 ５）クマの形態ーーーーーー不明 ６）捕獲に至った経過ーーー狩猟、有害／林業に被害を及ぼす、人身被害

	三重県のツキノワグマ分布状況

	全国のツキノワグマ分布