プロジェクトワイルド一般指導員講習会 2002.8.31〜9.1

『ヒグマ』さんチーム
同じグループで受講した、お仲間さんです。
プロジェクトワイルド一般指導員
講習会に参加しました。
講習会では、プロジェクトワイルドの概念、参加体験型の多彩な活動、子どもたちへの指導方法などを、実践の中から学ぶことができました。
環境教育、森林教育、野外活動のボランティア及び指導者、学校関係者など、幅広い方々にお勧めです。
(財)公園緑地管理委員会より、一般指導者(エデュケーター)の認定を受けることができます。

開講のご挨拶
『メタセコイアの森の仲間たち』
スタッフの皆さん。

相互学習!
積極的に!
楽しく!

講師(ファシリ−ター)・長野さんの、
とても気さくなお人柄に導かれ、
和気あいあの雰囲気で受講できました。
あっという間の二日間でした。

【着ているものは何ですか?】

僕たちが選んだテーマです。
各チームが、
お互いに講師と生徒の立場にたって、
実践しあいました。

身に付けている衣服や持ち物を、
再生できる天然資源から作られたものと、
そうでないものとに区別することで、
それぞれの原料が地球環境に与える影響や、
限りある地球資源の有効活用などについて、
考えました。

講評風景。
僕たちのテーマを実習してみて、
どうでしたか?
各チームから感想、改善意見などを、
発表してもらいます。

【晩ごはん、何食べる?】
『けがわ』さんチームのテーマに対して、検討結果を報告します。

私たちの食卓は、地球の上に乗っかっているのだよ。
晩ご飯のメニュー。それぞれの材料の、生きものの繋がりを追いかけてみると、その源は、水、土、空気、太陽にいきつく。
そして、これらは、植物や動物(人も含む)たち、全ての生きものに、必要なものなのです。
『ツキノワグマ』さんチームの実践のようすです。

フィールドに出て行なわれました。僕たちは、水のツアーに参加しました。
水、土、木に両手で触れ、しばし瞑想にふけって、そこで生きる動物の気持になってみます。そして、頭に浮かんだことを詩(俳句)に表現してみましょう。

【水の翼】
講習の終わりに、一人一人が講師(ファシリ−ター)になったつもりで、プロジェクトワイルド講習会の予定表を作りました。
対象者の年齢は?どんなテーマを組みあわすか?時間配分は?・・・・などなど。

北は北海道から、西は四国まで、第一線でご活躍の皆さん(30名)とご一緒させていただき、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。
スタッフの皆さん、ご参加された皆さん、たいへんお世話になりました。ありがとうございました。

メタセコイアの木(針葉・落葉高木)
『シンボル・ツリー』

メタセコイアは、恐竜とともに絶えてしまった、化石上の植物と考えられていたのですが、50年程前、中国で発見され、アメリカの植物学者が世界に広めました。

日本にも、40年程前に苗木が伝えられ、東京大学の演習林や、ここ郡上八幡自然園に植えられたのです。

大人でふた抱えほどの幹回り、樹齢40年とは思えない大木です。とても成長の早い植物です。
(どうやら、この地が、中国・原産地の土壌に似かよっていたのでしょう。東大演習林をしのいで、ここのメタセコイアが日本一の巨木だそうです)

園内のあちこちに、メタセコイアが植えられています。また、クリの木も数多く植えられていて、大きな毬がたくさん実っていました。


注)メタセコイアは、アメリカ合衆国ヨセミテ国立公園の、ジャイアントセコイアとは、異なる種類の植物です。