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伊賀市南部に位置する高尾には沢山の自然や、地域を物語る様々な歴史や文化が残っています。
また、それらを巡るハイキングコースもあり、存分に自然や歴史を感じていただければ幸いです。

知られざるパワースポット 藤原千方将軍伝説の地

✡ 藤原千方将軍伝説とは
 

藤原千方将軍
平安朝の時代、朝廷で権勢を誇った藤原一族の青年貴族である藤原千方は、一族の推し進める荘園制度などの祭りごと(政道)に異を唱えたことから、当時、横行していた群盗鎮圧の任務を与えられ、国司として伊賀・奥伊勢の地へと左遷されてしまいました。
 千方には、摩訶不思議な術を会得した四人の荒法師(金鬼・風鬼・水鬼・穏形鬼の四鬼)が付き従っていました。
 武勇の千方と千方に従う四鬼は、村人に害をなし人々に恐れられていた化け猫を退治し、農民のためにと山を切り開いて開墾を推し進め、村人からは千方将軍と敬われておりました。
 {千方が化け猫を退治した民話が残っていますが、群盗討伐が化け猫退治となったものと推測されます。}
 しかしながら、農民とともに苦労して開墾した土地に重い課税をする朝廷の政道を批判したため、朝敵の汚名を着せられ、朝廷軍と戦わなければならなくなったのです。
 大軍で押し寄せる朝廷軍に対し、千方将軍と四鬼らは知略と神変秘練の術を用いて朝廷軍をさんざん手こずらせて撃破していたものの、朝敵とされた負い目とあまりに多い軍勢に抗しきれずついに討ち取られてしまいました。
 村人からは「将軍」と敬われていた千方でしたが、朝敵とされたことで歴史書にも刻まれることなく架空の人物ではないかとされています。
 しかし、当時の村人から慕われていた千方は「将軍」として、そして、四鬼は「忍者の祖」であるとして伊賀南部や奥伊勢地方では今なお脈々と語り継がれているのです。
                 四鬼(金鬼・風鬼・水鬼・穏形鬼)
                            四鬼(金鬼・風鬼・水鬼・穏形鬼)

 千方将軍伝説にまつわる史跡がこの伊賀高尾に残っており、悲運の将軍にふさわしい神秘的な空間、今でいう≪パワースポット≫ですのでご紹介します。

✡ 千方窟(ちかたくつ)
 藤原千方軍が立てこもったといわれる砦跡
 さほど高くはない山の頂にあり、うっそうとした杉木立の中を登ってゆくと、柱状節理の岩が屏風のように並んで窟となっている天然の要塞である。
 大門や井戸の跡もあり、遠い昔の戦乱絵巻が想い浮かんでくる気がします。
 風で杉木立が打ち合う音しか聞こえない静寂の中に身を置き、覆いかぶさってきそうな屏風のような岩と向き合うと、霊気に包まれて自然と瞑想の世界へと誘い込まれてしまいます。
 横笛の名手でもあった千方将軍の奏でる笛の音に勇気づけられ、将兵らが団結して戦ったという「強い団結力」にあやかり、絆が深まるとして縁結びの効果があると地元では囁かれています。
 砦跡には、千方将軍を「千方明神」として祀る小さな祠もあります。

千方窟   千方窟への道
           千方窟                       千方窟への道                        


✡ 逆柳の甌穴(さかやなぎのおうけつ)  [血首ヶ井戸(ちこべがいど)]
 甌穴は、川床の岩盤表面の窪みに石が入り流水とともに回転して岩盤が削られて深い穴となったものです。
 床並川に、直径1.5m、深さ4mの雄井戸と深さ1.2mの雌井戸がありますが、窪みは年に1mmに満たないくらいしか削られないため、雄井戸は5千年以上の歳月をかけて形作られた甌穴(ポットホール)といえます。
 これらの甌穴は流れの中にあるため、普段は半分くらいまで土砂で埋まっており残念ながら全貌を見ることができません。
 穴の内壁がすべすべとし、とても美しい現在進行形の甌穴でもあり、穴の深さ、形からみて日本一ではないかと言われています。 (伊賀市指定有形文化財)
 藤原千方が朝廷軍と戦った折、討ち取った敵の首(こうべ)をこの甌穴に投げ込んでいたということから、血の首の井戸すなわち血首ヶ井戸(ちこべがいど)と言われるようになったようです。
 なんとも血生臭くて気味の悪い由来を持つ甌穴ではありますが、”断ち切る”という意味合いから
       悪病、疫病
       地震・風水害による災難
       災いをもたらすようなしがらみ
などから縁を切るのに霊験があるのでは・・・・・と噂されるようになり、病気や災難からの縁切りを願いにくる人が少なからずいらっしゃいます。
 縁切りと同じ意味合いから「厄除けとしての霊験もあるのでは?」ということで、恒例となった”甌穴まつり”などでは地元の住職に祈祷していただいた小石を厄除け石として甌穴に投げ込んで厄除け祈願をされています。
 投げ込んだ小石で地震などによる災難から逃れられれば有り難いとの願いと甌穴を大きく深くする一助になればとの思いが重なり、訪れる方々から好評のようです。
 田畑の用水路が整備される以前には、旱魃のときに甌穴の中にある卵のように丸くなった石(卵石または雨乞石)を首に見立てて取り除くと千方が怒り雨を降らすという雨乞い祈願が村人総出で行われていたようなので、厄除け祈願にも霊験がありそうです。
 床並川は、川床が岩盤であるため清流の浅瀬が続き、この清流の流れに沿って杉木立を縫うように杣道を歩けば真夏でも冷気に触れ、木漏れ日の道は霊気も漂い森林浴もできるので気分はとても爽快です。

床並川 普段の甌穴(雄井戸) 井戸浚え時の甌穴
        床並川                    普段の甌穴(雄井戸)                 井戸浚え時の甌穴

 雨乞石(卵石)  
      井戸浚えの状況                雨乞石(卵石)            床並川砂防ダム湖                    

✡ イベント
 藤原千方にまつわる史跡の千方窟、逆柳の甌穴(血首ヶ井戸)そして藤原千方将軍伝説を広く知ってもらおうと、伊賀市高尾の住人有志
     千方伝承会
の方々が活動されています。
 千方窟、甌穴の保全整備や路程のハイキングコース整備をされているほか、史跡でのイベント開催などにも取り組んでおられます。
 主なイベントとして
     5月下旬   千方窟までの千方ウォーキングと千方の餅撒き
     7月下旬   甌穴まつり開催
               ・ 甌穴の井戸浚え体験
               ・ 甌穴の現場で鱒の掴み取り
               ・ 鱒の塩焼きと生姜(ジンジャー)めしの振舞い
などが催されています。
  甌穴まつりの井戸浚え
      千方の餅撒き                  甌穴まつり                  甌穴まつりの井戸浚え

 殊に「甌穴まつり」では、年に一度の井戸浚えが行われるので甌穴の全貌を目の当たりにすることができます。
 イベントに合わせてパワースポット巡りをしてみるのも面白いのではないでしょうか!

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